Walk Don't Run

日常にいくばくかのジワリがあれば

上海の高島屋にて衝撃を受ける。

だいぶ以前ですが上海に行った際、ホテルの周辺を歩いていてたまたま高島屋デパートを見つけたのでフラリと立ち寄りました。

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同社の中国1号店として2012年12月にオープン。 日本人が多く住む古北エリアに建てられた地上7階、地下1階、建築面積6万㎡の店舗とのこと。

寄ったのは平日の18時過ぎくらいだったのですが、ビックリしたのはとにかく全然お客がいないこと。。。
食品フロアを除けばたぶん総客数20名とかそんなレベルかと、、、誇張なしで。

 

いくつかのフロアで写真を撮ったので紹介してみます。

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。。。。。。

 

これ、18時~19時頃です。。。  日本で行くデパートって夕方の化粧品フロアがすごい混雑しているイメージあるんですけど・・・

写っていませんが一応店員さんいることはいるんです。 でもお客はほぼゼロだから売場にいる必要も無いんでしょうね。。 デパートに行ってこんな異空間体験ができるとは思いませんでした・・・。

 

初年度売上は130億円を見込んだものの、その後下方修正を繰り返し結局60億弱と半分以下で終了、その後も赤字から抜け出せないまま今日に至っているようです。

 

ネットでのコメント等を見ていると最大の原因として立地の悪さが挙がっています。 他の商業施設が周りに少なく買い物客の回遊が期待できないため、今後の周辺の開発を待たねばならないのかもしれません。

またテナント店舗や品揃えに目新しさが少なく、目の肥えた上海の富裕層に十分にアピールできていないという面もあるようです。

加えてオープン時期に尖閣諸島をめぐる日中関係の悪化で反日ムードが広がり、積極的な宣伝活動ができなかったことも影響したとのことなので、タイミング的にも運が無かったですね。


ただ、直近の決算資料によると前期に引き続き2桁増収計画が堅調に推移とあり、2020年頃の黒字化を目指すとのこと。 現地在住の方のブログ等を見ても、テナントや品揃えのローカライズを進めたり、集客力のあるイベントを開催したりと現状脱却に向けて様々な取り組みを行っていることが感じられます。

ちなみに先に進出したシンガポールでも黒字化するまでに10年を要しているみたいなので、もっとずっと長いスパンで何か戦略を考えているのかも知れません。

 

日本で高いネームバリューを持つ高島屋がここまで苦戦しているのがちょっと信じられませんでしたが、これが海外進出の難しさなんでしょうね。

再び上海を訪れる機会があったら必ずこの高島屋を再訪し、その変化をこの目で見てこようかと考えています。