街乗りや通勤にオススメ 愛用の自転車ヘルメットを紹介してみる。

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強制では無いけれど・・・

スポーツタイプの自転車に乗るヒトで無ければあまりピンと来ない話かも知れませんが、皆さんは街乗りや通勤・通学の時でもヘルメット被りますか? オートバイなら違反になっちゃうし安全面からももちろん被るでしょうが(まれにノーヘルのスーパーチャレンジャーもいるけど)、自転車だとなかなか判断難しいところだなといつも思ってます。

私は以前は街中ではノーヘル派だったのですが、最近は通勤時は必ず被るようになりました。 理由としてはやっぱりオッサンになって反射神経が鈍ってきていると思うのと、自民党の谷垣元幹事長のように楽しんでやっているサイクリングの最中にですらあんなケガを負ってしまう可能性があること。 自分がどんなに慎重に乗っていても暴走ドライバーに巻き込まれることも有り得ること、等々を考えるとだんだんと怖くなってきてしまったから。

とはいえ、やっぱり結構面倒に感じることもありますね。 バックルひとつはめるだけなんだけども極寒の時なんかはそれすら億劫になるという。 あと髪型が乱れるとか蒸れて不快なんてヒトもいるかと思います。

自転車先進国のオランダを見ても街乗りでは大半がノーヘルなんですよね。 これは道路が自転車優先に整備されており安全性が比較的高いという面もあるんですが、もしヘルメットを強制にしてしまうとそれに抵抗を感じるヒト達が自転車に乗らなくなってしまい、せっかく進んだ交通インフラの自転車シフトにマイナスになりかねないという非常に難しい問題があるようです。

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強制では無いが故に判断が難しい自転車のヘルメット使用、それでもやっぱり被ることで安全性がアップすることは確実なので少しでも快適にカッコ良く、そしてあまりお金を掛けずに導入できるようにしたいものです。

オススメ国産ブランド 「OGK Kabuto」

私が個人的に長く愛用しているのは「OGK Kabuto」というメーカーのヘルメット。

卓越した技術と妥協なき品質へのこだわりから生まれたKABUTOのヘルメット。信頼性の高いプロ仕様から、お子さまに親しまれる商品まで日本人にあったヘルメットをご提供します。

自転車好きのヒトにとっては定番中の定番なので何を今さらかも知れませんが、レース用オートバイヘルメットから通学ヘルメットまで幅広くラインナップする国産ブランドです。

最近の自転車ブームもあって今は海外からも多くのヘルメットブランドが入ってきています。 正直なところデザインやカラーリングは海外勢の方がカッコイイことが多いのですが、アタマに合わないことが結構あるんですよね。

ご存知のように欧米人のアタマは上から見るとラグビーボールのように前後に長く横幅が狭いですが、対してアジア人はまん丸に近い形状。 よって日本人が欧米ブランドのヘルメットを被ると横はキツキツなのに前後はブカブカなんてことにもなりがちです。

最近は欧米ブランドもアジア向けの専用型を用意して対応することが多いですが、やっぱりメーカーによる差が結構あってこればっかりは実際に被ってみないとなんとも言えないという面があります。

その点やっぱり国産ブランドのOGKは安定感高し。 私のアタマは「デカい・丸い・表面ボコボコ」というまさにヘルメットにとっての三重苦を備えているのですが、OGKのモデルを何種類か試しているとだいたいしっくり来るのが見つかる感じがします。 先入観も多分にあるのかも知れませんけどね。

あとヘルメットに抵抗あるヒトが感じるのは「なんか恥ずかしい」ですかね。 ファッションから浮いてるし「安い自転車なのにヘルメットまで被っちゃって」とか思われてるのかなとか。

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確かにシックなファッションにこんな感じのヘルメットとかはちょっと違和感あるのかも知れません。

街乗りに最適なサブブランド 「KOOFU」

そんな中OGK Kabutoが新たなブランドとして打ち出したのが「KOOFU」シリーズです。 バリバリのレース系・サイクリスト系ではなく普段着やスーツで街乗りに使ってもしっくりくる落ち着いたデザインが多いのが気に入って、私は思わず2モデル立て続けに買ってしまいました。

BC-Oro

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こんな感じで落ち着いたマットカラーだったり、レザーが使われていたりバイザー(つば)が付いていたりすると一気にスポーツテイストが減り、シックなファッションやスーツにも合いやすくなります。 ただ、このモデルは定価2万円なので結構な高級モデルですね。

OGK KABUTO(オージーケーカブト) ヘルメット BC-ORO マットホワイト サイズ:L/XL
OGK KABUTO(オージーケーカブト)

BC-Glosbe

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私がひとつ目に買ったのがこれのマットブラックカラー、実売で1万円ちょっとでした。 ちょうどスポーツモデルとカジュアルモデルのいいとこ取りというか、レースやサイクリング等にも使える性能(軽さや通気性、フィッティングシステム等)を持ちながら普段着にも合いやすいところが気に入りました。 カラーバリエーションも豊富でオススメできます。

【2018年4月14日追記】

上記BC-Glosbeがマイナーチェンジされ、カラー変更とストラップパーツ等の改良が施されたBC-Glosbe Ⅱが発売されています。 これから購入されるのであればこちらを選ぶのが良いでしょう。

BC-Via

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ひとつ目を買って満足してはいたのですが、通勤で毎日使うとなると何だかもったいない気がしてきてしまい、ガンガン使い倒せるもっと安いモデルが欲しくなりました。 このBC-Viaも良かったのですが、全体的な形状と雰囲気がBC-Glosbeとカブるため却下。

OGK KABUTO(オージーケーカブト) ヘルメット BC-Via (BC・ヴィア) マットダークレッド サイズ:XS/S
OGK KABUTO(オージーケーカブト)

CS-1

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結局ふたつ目に購入したのはこのCS-1のマットネイビーカラー、実売で5千円ちょっとでした。 現在通勤でほぼ毎日使用中ですがかなり気に入っています。 値段の割にすごくしっかりした作りで耐久性も高そう。 アジャスター付きでフィット感も高く、バイザーが付属している(取り外すことも可能)ので小雨くらいならメガネや顔があまり濡れずに済むのもいい。 懸念点としては通気口の数が少ないので夏場はちょっと蒸れやすい可能性があるのと、ワンサイズ(フリーサイズ)展開なのですごくアタマが小さいヒトにはフィットしづらいかも知れません。 ヘルメットの下にインナーキャップを被るという手もありますけどね。

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OGK KABUTO(オージーケーカブト)
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まとめ

なんだかOGK Kabuto社の回し者みたいな記事になってしまいましたが、決して他のブランドがダメな訳では無いので悪しからず。 私のアタマがたまたまこんな不憫なサイズ・カタチなもんでOGKに助けられていますが、スマートでコンパクトなヘッドをお持ちの方でしたらオシャレなデザインの欧米ブランドも積極的に試してみることをオススメします。 現物を試さずにいきなり通販で買うのは特にヘルメットに関しては止めた方が良いです。 ちょっとでも違和感あると乗っている最中に偏頭痛が出てきてツラい思いをしますので。。。(実体験)

幸いなことに自転車ブームのおかげで街中でヘルメットを被ることに対する抵抗感が徐々に薄れてきている気がします。 見た目や快適性ももちろん大事ですが、やっぱり一番は自分の身は自分で守るという積極的な姿勢。 この記事を読んでヘルメットを被ろうと思ってくれた方がヒトリでもいればこんなに嬉しいことはありません。

そうそう、キッズやジュニア向けのラインナップも充実しているので子供さんにもゼヒともヘルメットを被る習慣を身に付けさせてあげてください。

Kabuto「チャイルドメット」シリーズは、ベビー・幼児~キッズ・児童までの子ども用自転車ヘルメットを成長にあわせて選べる充実のラインナップでご提供いたします。

なんか私としたことが結構マジメな記事になってしまいました。 今後の反動が怖いな。。。

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