パソコンはずっとWindowsしか買ってこなかったのだが、最近になって何だかやたらMacが使ってみたくてたまらない。 Windowsに何か不満がある訳では無い。 ただ何となくMacが欲しいのだ。
困ったのはMacが必要な理由が全く見つからないことだ。 仕事で使っている訳でもないし、僕がパソコンでやることと言えばネットを見ること、たまにメールを書くこと、そしてこのくだらないブログを書くことくらいがせいぜいなのだ。
ウソでも「動画編集に興味がある」くらいを自分に言い聞かせれば良いのだろうが、本当に全く興味が無いのだからそれも難しい。 そして何の理由も目的も無くパソコンを買えるほど僕は裕福では無いのである。
とりあえず、買う理由は後から何とか作り出すとして、今はどうやったら最も経済的負担少なくMacを使えるか、を真剣に考えている。 その真剣さを仕事に活かせばフツーにMacも買えるだろうに、というくらいの真剣さで。
安く手軽に、となればまず考えるのが中古品を探すことだ。 幸いにも大阪の電気街のメッカ「日本橋」にも仕事帰りに立ち寄れるので、探そうと思えばいくらでも良いタマを見つけることができるだろう。 しかし僕がどうしてもパソコンやスマホの中古に抵抗がぬぐい切れないのが問題だ。
別に潔癖という訳でも無いのだが、身に着けたり持ち歩くガジェットについてだけはどうしてもキモチ悪さが勝ってしまう。 よって中古作戦は却下とせざるを得ない。
中古がダメなら新品で最善・最安の方法を考える必要がある。 今のところ下記2案が有力だ。
1). AppleオンラインストアでMac miniの整備済製品を購入案
現在新品で買える最も安価なmacOSマシンはMac miniとなり、最安グレードで48,800円(税抜)である。
これでも十分安いと言えばそうなのだが、さらにもう一段階安い価格で購入する方法がAppleのオンラインストアで整備済製品、いわゆるリファービッシュ品を狙うことだ。
先ほど中古品はイヤだと書いたばかりで矛盾しているかも知れないが、Appleのリファービッシュ品は外装交換されて1年保証も付いており、新品と全く区別がつかないクオリティなので僕の中では中古品とは別物なのだ。 以前にもiPadの整備済製品を安く購入しており全幅の信頼を置いている。
幸い現在在庫もあり、価格は41,000円だ。
問題点としては見ての通りデスクトップPCであること。 僕は基本的に家ではあまりパソコンをしないのでデスクトップ機は不要なのだ。 なら何で候補に挙げてんだよ!という声も消し飛ぶほどの低価格。 それだけがこのMac miniを選んだ理由だ。
いや、外観もカッコいい。 アルミ削り出しのボディは所有欲をビンビンに刺激するし、部屋に置いておくだけでもサマになるデザインをまとっている。 性能は良く言えば必要最低限、ストレートに言えばクソ遅いらしいが、それでも正直欲しいのでアール。。。
2). 値下がりしているMacBook Airを狙う案
もう一つの案が、ノートPCの最安シリーズであるMacBook Airを可能な限り安く買う作戦だ。
2008年の発売から10年を経て今だ現役の名機だが、まもなく新製品の発表が噂されておりディスコンになる可能性も高い。 性能的にはもはや時代遅れ感がだいぶあるが、僕のような超ライトユーザーには特に問題無いだろう。 そしてこれまたデザインが猛烈にカッコいい。 正直、最新モデルのMacBookやMacBook ProよりもこのAirの方が好きなくらいだ。 10年間熟成されきったモデルを生産終了前に今さら買う、というのもシブくて良い。
現在の最安グレードは98,800円(税抜)だが、量販店やネット通販店ではある程度値引きも行われており、タイミングを狙えば8万円台での購入も可能だ。 先述のMac miniと比べれば倍以上の価格ではあるが、何せこちらはノートPC、実用性から考えればダントツこっちだろう。
ちょっと引っかかるのが、13インチ・1.35kgという今やモバイルPCとしては中途半端なサイズと重量。 かつては11インチ版もあったのだが既に廃版となってしまったのが悔やまれる。 普段1kgのWindowsを使っている僕が、果たしてこのMacBook Airを手に入れたとして持ち歩くのだろうか、持ち歩かないんだとしたらデスクトップ機のMac miniで十分だろうし、、、という堂々巡りの無限ループに突入してしまっているのが現状だ。
と、こんな感じでムダな妄想・シミュレーションを繰り返している今日この頃。 今月中に予定されているAppleの新製品発表会の内容次第で何か進展があるかもしれないので、その時はまたここで報告いたします。