他の方に自分のブログについて言及してもらう嬉しさとくすぐったさと。

少し前に記事にしたこのブログ初めての映画ネタ。

数日前、twitterのタイムラインを見ていると、この映画「フライド・グリーン・トマト」について書いている方がいて、「こんなマイナーな映画ネタがカブるって、すごいシンクロニシティだな・・・」なんてことを思っていた。 (失礼ながら、その時はタイトルを見ただけで記事の中身までは読んでいなかった)

しかしその後はてなブログにてその記事を読むことになってビックリ。 先のtweetはシンクロニシティなんかでは無く、@t_soto氏が「ソトブログ」にて私の上記記事に言及してくれていたものだったのだ。

この、『フライド・グリーン・トマト』といういっぷう変わった――でもその実、「青いトマトのスライスを衣をつけて揚げた料理」という、これ自体にはドラマ性を感じさせないタイトルの1991年公開の本作を、今になって観ようと思ったのは、@reborn4344さんのブログ、「Walk Don't Run」の記事<もう一度観たいのに

そのブログが自分の記事より圧倒的に深く面白いのはまぁ当然だとしても、その副次的効果?として氏が描き出す情緒的で詩的、文学的な文章の中では、自分のフザけた記事も何となく格式あるように見えてくる不思議。  そして僕のブログについて好意的に書いてくれていることに対する気恥ずかしさのようなもの。

上手く表現できないのだが、こんなにちゃんと自分のブログを読んでくれて考察してくれる方がいたという事実に、感激を通り越して感動すら覚えてしまった。

私のこのブログも以前ははてなブログを使っていたのだが、色々と事情や考えるところあって半年ほど前にWordPressに引っ越ししてきた。 よく言われる表現だが特にWordPress開設初期の頃は「孤独との戦い」「陸の孤島で独りぼっちのような」感があり、アクセスがほとんど無いこと以上に「はてなスター」や「はてなブックマーク」等を通じての他の方との交流がぷっつりと消滅してしまったことに多少なりとも後悔をしたこともあった。

もっとも、それは自分が望んだスタイルであったのだし、それに最近になってようやくアクセスしてくれる方も多少増えてきて、孤独感を感じることも少なくなったのだが、やはりはてなブログ時代と比較すれば「他の方との交流」という面では濃度がだいぶ薄くなってしまっていることは否めないだろう。

そんな中で突然起こった今回の嬉しい出来事。 正直なところ、ここ最近ブログを書くモチベーションがだいぶ落ちてしまっていた(単にネタが見つからないという理由もあるが)ので、「ブログの神様」がそんな状況を見かねて僕に喝を入れてくれたのだと思うようにしたい。  何にでも神様つけりゃいいってもんじゃないけども。

細々とであってもブログを続けていれば、それをちゃんと読んでくれている方が必ずどこかにいる。 そんなシンプルだけど大切なことを気付かせてくれた非常に良い経験だった。

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