10年前の上海旅行の写真が発掘された話。【前編】

先日記事に書いたのだが、データリカバリーソフトというものを使ってみたところ、かつて誤って削除してしまった画像データを色々と復元することができた。

とりわけ嬉しかったのは丸々全ての画像データを失った上海への一人旅の記録がほぼ完全に復活したことだ。 日常のスナップももちろん大切なのだが、やはり思い出の旅行の画像が甦るのはありがたみが違う。

全部で約150枚、日付データを見ると2009年5月となっているので今から約10年前ということになる。

もう記憶もおぼろげなのだが、確かマイルがそこそこ溜まっていたのでふと思い立って行ったのだと思う。(独り身で身軽だった)

上海を選んだのも、確かたまたまチケットが取れたという理由だけだったかと。 それでも中国本土には行ったことが無かったし、急速に発展を遂げている巨大都市上海を見てみたいという気持ちはあった。

実のところ上海はこの旅行の後に仕事で2度訪れているのだが、やはり初回と2回目以降では受けたインパクトが違うし、プライベートか仕事かでもその印象はだいぶ異なる。

こうしてせっかく画像が復元できたことだし、10年前を懐かしく思い出して振り返ってみたい。

10年前の写真ばかりで現在の旅行には殆ど参考にはならないと思うので悪しからず。。。

浦東空港の写真があったのでここからスタートとしてみたい。

なんか天井が無駄に凄かったのは覚えてる。

空港から市内へはもちろんリニアモーターカーだ。 これには一度乗ってみたかった。 リニアモーターカーのことをマグレブっていうのもこの時知ったんだったな。

でも肝心の車体を撮った画像が見つかんないんだな。。。なんでだ・・・。

車内から撮ったのと、

このやたらカッコイイ駅の写真しか見つからねぇ。。。

でも時速430km/hの世界を体感できて満足。 超ハイテクマシンかと思いきや、意外と社内はシンプルで床にゴミ箱が直接置かれてたりするギャップも良かった。 結構ガタガタ揺れるし。

乗車時間は7分ちょっとなんで最高速に達したと思ったらすぐに減速開始してあっという間に着いちゃうんだよね。 そこからは結局地下鉄やタクシーに乗り換えて中心部に向かう必要あり。

上海中心部に着いてからの行動は今となっては殆んど覚えておらず、写真を見ながら思い出していくしか無い。 時系列はおそらく完全にバラバラになっていると思うが適当に並べていくことにする。

基本的に私の一人旅スタイルは街歩きをメインとするので、これといった目的地もなく街中をブラブラと彷徨い歩くことが多くなる。

ときおり路地に入り、立ち止まって写真を撮る。

こういう何気ない通りを、まるで現地人のように(周りからはそう見えてないだろうけども)気ままに歩く。

ときおり思い立ったようにタクシーに乗って移動してみたりして、

そしてまた別の通りを歩く。

疲れたら適当にカフェやバーに入って乾きを癒し、

時には少し喧騒を離れて公園でボケーっとしてみる。

「わざわざ訪れておいて他にもっとやるべきことあるだろうに」と言われれば全くもってごもっともなのだが、自分にとってはこういう過ごし方がもっとも充実感も感じるし贅沢だと思っているので、だいたいいつもこんな感じになってしまう。

これが自身で確立した一人旅のスタイルなんだろう。

【中編に続きます】

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