ハンドルを近付けるためステム交換してみる【Specialized Fuse Comp 29】

【この記事からの続きになります】

どうもハンドルバーが遠い気がして考えることしばし、お試しでステムを交換してみることにした。

とは言え標準で付いているステムは45㎜でこれでも十二分に短い。 ここから詰められるにしてもせいぜい10㎜であろう。 1㎝の差が己にわかるのか、、、いやわかるまい(断定)

でもこういうのは気持ちというかやってみたという経験が重要なんである、と無理やり理由をつけて早速Amazonでポチっと。

これを選んだ理由はまずは安価であること(3千円まで)、中国からの直送扱いでは無いこと、そしてある程度知名度と信頼感のあるブランドであること、そしてあまりごてごてしておらず比較的シンプルな外観であること。 それらを満たすものというととりあえずこのくらいしか見つけられなかったのが正直なところだ。

ちなみに買った後で気が付いたのだが、TIOGAから出ているCINCHというステムもほぼ同じデザインで、おそらく製造元が一緒かと思われるのでご参考まで。

そんな訳で到着した35㎜ステムがコチラ。

なんかAmazonの写真とロゴがだいぶ違いますけども。。。まぁ、この方がシンプルで逆に良いか。。。

重量も軽いし質感も悪くないんだけど、ちょっと気になったのはハンドルクランプ側(正面側)の造形の甘さ。 たぶん塗装前に研磨して仕上げてるんだろうけども、よく見ると面の取り方とかボルト穴のザグり具合とかが左右で合ってない箇所が多いのに気付く。

もちろん寸法とか強度的には問題無いのだろうけども、ステムは常に目に入る場所だけにそういうところがビシッとしていないと気が済まないヒトはもう少しお金を出してハイブランドのものを買うか、削り出しタイプを選ぶのが良いかも。

まぁ、この値段であんまり文句言っちゃいけませんな。。。

さて交換作業に入りましょう。

初期(購入時)状態がコチラ。

繰り返しになるけど、これでもめちゃめちゃショートだよね、、、昔に比べれば。 私がMTBに乗り始めた頃なんて皆100㎜とか120㎜とか付けてたんだから隔世の感ありありです。

交換作業の工具はアーレンキーだけあればOK。 トップキャップを外して・・・

ステムを抜いてスタックハイト(ステアリングコラムをクランプする部分の高さ)を測る。 今までのステムが37㎜、交換用のが40㎜なので、

元々入っていたスペーサーを3㎜低くしてあげないといけない。 5㎜(左端)のものを2㎜(右端)に差し替えて、

無事インストール完了。 今までのステムは僅かに角度(ライズ)が付いていたので、35㎜/90°タイプに交換することでハンドルが1㎝近く、数㎜低くなったことになる。

もちろん自分史上最短ステム!  以前ハンドルバーカットして、今回ステム短くしたことでケーブルが余り気味な感じもするけど、めんどくさいので見なかったことにしておこう。。。

でも、危惧していたことだけどもデザインはあんまカッコよく無いね。。。^^;;

取り外された純正が凄く良く見えるもの。。。笑  まぁしゃあない。

とりあえず近所にちょいと試走に出掛けてみます。

うーん、短時間では(永遠にかも・・・)正直違いがよくわからんです。。。多少ラクになった気がするようなしないような・・・

前回サドル位置も1㎝ちょっと前に出しているのでコックピットポジションとしては2㎝以上コンパクトになっているはずだけど、それすら感じられないポンコツっぷりですよ。

パーツやポジションのウンチク垂れる暇があるなら乗り込んでカラダを慣れさせろや!ということでしょうから、しばらくこれで使って様子を見てみたいと思います。

【後日こんなことになりました・・・】

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