【ネタギレ注意】我ながら良く撮れた風景写真 その1

ネタ切れ警報が発令中である。

ブログというものを始めてみて、定期的にコンテンツを更新するというのがいかに大変かということの一端を垣間見た気がする。

ユーチューバーを気楽な稼業と半ば見下していたこともあったが、とんでもない間違いで、絶え間なく斬新なアイデアを繰り出す頭脳と、サラリーマン以上の継続力と安定感が必要となる立派な仕事だと今では思う。 とにかく、ヒカキン氏には深く謝りたい。

私のようなフツーのサラリーマンの毎日は、朝仕事に行って夜帰ってきて飯・風呂・寝る、でだいたい終わってしまう。 仕事帰りに街ブラでもしてネタを集めようと思っていても結局遅くなってしまったり元気が残ってなかったりで先延ばしになってしまう。 休日はといえば、家族でイオンモールに買い物に行ったり、くら寿司でびっくらポンを出したりしているといつの間にか終わっている。 イオンモールでネタを見つけられる観察眼や文章力を鍛えるべきなのかもしれないが、自分の能力では道のりは険しそうである。

他のブロガーの記事を読んでいると、毎月のように海外旅行に行ったり、しょっちゅう目新しいガジェットを購入したりと、ネタ探しに困らなそうなヒトもいて本当に羨ましい。 もちろんそのヒト達も相当な努力をしてその資金や時間を調達しているのであろうし自分の境遇を悲観していても仕方ないので、自分は自分のできる範囲でネタを探してブログを楽しく長く続けていこうと思う。

前置きが超長くなってしまったが、これはすべて言い訳というか今後の記事に予防線を張っておくためである。 ネタに困った時には過去の資産、レガシーも恥ずかしげもなく使うということへの。

まずは画像のフォルダをさかのぼり、自分が過去に撮った風景写真の中からお気に入りのものを紹介していこうと思う。

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その時私はアメリカ西海岸、サンタモニカのビーチにいた。 ハワイやグアムには過去に行ったことがあったものの、アメリカ本土には初上陸である。

今思えば、一人でレンタカーを借り、いくつかの販売店を視察する仕事(一応)をしつつサンディエゴからロサンゼルスまで移動するという、自分の語学力、コミュ力を考えるとそこそこチャレンジングなショートトリップの途中であった。

一人には不安もあるけど良い面もある。 それは自分の好きな時に好きなところへ寄り道できること。 一応仕事ではあるものの、私の能力でできることなどたかが知れている。 案の定、自由になる時間は結構あった。

フリーウェイの表示に「Santa Monica」の文字を見たとき、脳裏に浮かんだのは桜田淳子の「来て来て、来て来て~♪」だけであったものの、その響きには確実に楽園を感じさせる何かがあった。 ロサンゼルスに着く前に寄っていこうと決めるのに時間はかからなかった。

季節は12月であったもののそこには私が想像していた西海岸のビーチがあった。 幸いにも空は晴れ渡っている。 夏であればボードを脇に抱えたサーファーがビーチクルーザーを漕ぎ、ビキニ姿のブロンドガールがローラーブレードでエクササイズ、そしてラジカセを肩に乗せたタンクトップ姿の黒人青年もいるに違いなかった。 一人でビーチを眺めて色々なことを考えた。

ビーチから少し歩くとダウンタウンになっていたのでウィンドウショッピングをしながらあてもない散策も楽しんだ。

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その途中で撮ったお気に入りの一枚がこれ。 このレトロな感じの映画館がメチャカッコ良く、引き伸ばした写真を額に入れて壁に飾っても良いと思っているくらいなのだが、メンドくさいという理由でいまだ実行に至ってはいない。

確証は無いが、わたせせいぞう氏もおそらくこの辺りで一枚描いていると思う。 そのくらいフォトジェニックな場所であった。

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12月ということで街にはクリスマスムードが漂いはじめていた。 ノードストロームという老舗百貨店に寄り家族にささやかなお土産を買う。 帰り際、レジで「駐車券の割引サービスはありますか?」と聞いてみたのだが、「そういうサービスはやっていないんです」との返事だった。 近所のイオンモールでも2千円買えば2時間無料だ。 100ドル以上も買っているのにそんなことがあるのか、アメリカではそれが普通なのか、イエローモンキーだからナメられたのではないか。 ロサンゼルスに着くまでの間、ずっとそんなことを考えていた。 そしてなぜか今でも、クリスマスシーズンにデパートに行くとその時のことを思い出す。

照れ隠しもあって文体もいつもと変えてみました。。。 ネタ不足なのでこれからもちょくちょくこのパターンを繰り出すと思いますが怒らずにお付き合いいただければ幸いです。。。

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