ドイツ メルセデスベンツ博物館でクルマの歴史を学ぶ。

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ドイツ・シュトゥットガルトにある「メルセデスベンツ博物館」に行った時のことを書こうと思います。

以前に記事を書いた「ポルシェ博物館」も同じシュトゥットガルトなので、どうせ行くならハシゴするのがマストですね。

【ポルシェ博物館についてはこちら】

ポルシェ博物館がどちらかというとシンプルにクルマ自体を見せようという展示なのに対し、このメルセデスベンツ博物館の方は自動車黎明期からの歴史とその文化背景、各時代に起きた出来事までを絡めて壮大な展示がされており、しっかり見ようとすればそれこそ丸一日必要という規模になっています。

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こうした”リアル”クラシックカーはもちろん、

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ため息が出るほどに光り輝く300SLRクーペ、1955年ルマン24時間レースでのモータースポーツ史上最悪の事故でも知られる悲劇のレーシングカー(のクーペタイプ)です。

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かのグレース・ケリー妃やフランク・シナトラも愛した190SL、このボディカラーと内装の組み合わせは現代のクルマで使ってもオシャレに仕上がりそうです。

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バスやトラックも生産するメルセデスベンツだけに、商用車の展示も充実しています。 このトラック、超かわいくないですか?^^

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もちろん現代のクルマもしっかりと展示してありますよ。

レーシングマシンも超充実のラインナップとなっていまして、F1マシンはもちろん、

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圧巻なのがサーキットのバンクを模したこの展示。

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また、この博物館はクルマ自体の展示だけでなく、

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こんなレトロフューチャーチックなエレベーターだったり(ちなみこのエレベーターはタイムマシンという位置付けで、エントランスの”現代”から最上階フロアの”自動車黎明期”の展示へとタイムトラベルするという演出がなされている)、

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F1マシンのドライブを体感できるシミュレーターだったり、

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各時代に使われた小物の展示だったりと、クルマ自体にはそれほど興味がないヒトでも十分に楽しめて学べるような作りになっていますので、どんな方が行ってもツマラナイということは無いかと思います。

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駐車場ですらいちいちシャレてません?^^

1886年、今からおよそ130年前のゴットリーブ・ダイムラーとカール・ベンツによる発明が自動車の始まりと言われており、メルセデスベンツの歴史を知ることがすなわち自動車の歴史を学ぶことと言っても過言ではないでしょう。 それに最もふさわしい施設がこのメルセデスベンツ博物館だと思います。 ちなみに日本語対応のオーディオガイドも貸してくれますので英語やドイツ語ができなくてももちろん大丈夫ですよ。

最初にも書きましたが、クルマ以外の展示も超充実していますし館内のレストランやカフェ、お土産ショップにも寄ることを考えると最低でも3時間くらい、クルマ好きのヒトには最低半日は時間を取って訪問するのをオススメしたいと思います。

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