後ろに気を付けろ!

40歳を越えてから毎年一回、会社指定の健康診断(人間ドック)を受けるようになった。 僅かな自己負担で検査を受けることができてありがたい限りである。

採血注射もガマンできるし(子供か)、バリウムだって別に苦手じゃない。 だから検診自体は全くイヤでは無い。 ただいつも一つだけ怖いのが直腸検査というヤツだ。 ストレートに書けばドクターが指をお尻の穴に突っ込んで触診するという検査。 どうしてもイヤであれば省くこともできるということだが、せっかくの機会だし大腸ガンなんてのも怖いので毎回やってもらっている。

普段は物質が出ることしかない穴。 そこにオッサンの指が入ってくるのだ。(もし美人女医だったらそれはそれで困るけども) ExitのはずがEnterに。 この違和感、恐怖にはどうしても慣れることができない。 毎回「チカラを抜いてくださいねー」と言われつつガチガチに固まり、終わった後はややガニマタ気味で歩く僕がいる。

運の悪いことに、先日ヒドイ風邪をひいた後に重度の便秘になってしまい、僕の後の門はかなり酷使されてしまった。 その結果だろうか、なんだか最近僅かな違和感を感じているのだ。 実際はそんなはずないのだが、宇宙空間に現れた小さなブラックホール、いやタイムトンネルか。 何かが開こうとしている。 そんな感じ。

「今度の直腸検査は気を引き締めていかないと・・・」 そんな気持ちで本日、今年度の人間ドックに行って参りました。

ところが、今年から別の病院に変えたところ、そこでは直腸検査は項目に入っていなかったのである。

僕の後ろは守られてホッとした反面、なんだか拍子抜けというか不完全燃焼の気持ちのまま今このブログを書いている。

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