普段それほど音楽に接する機会は多くないのだが、なぜかここのところ昔好きだった曲を改めて聴き直すのにハマっている。
という訳で、まさかの音楽ネタ3連発となってしまった。 勢いというのは恐ろしいものです。。。
今回は子供の頃に僕が初めて「オトナの世界のカッコ良さ」を感じた記念すべき一曲、Stingの「Englishman In New York」について。
たぶん小6か中1くらいだったかと思う。 今思うと結構早熟というかマセてるというかイヤなクソガキというか、僕はもっぱら洋楽ばかり聴いていた。 と言っても小林克也氏の「ベストヒットUSA」から得られる情報がほぼ全てだったんだけども。
当時はちょうどレコードからCDへの切り替わりが進んでいた頃で、レンタル店にもまだ両方が置いてあった。 レコードでアルバムなんて借りようものなら、それだけで自転車の前カゴが占領されてしまい、持ち帰るのに異常に苦労したことを思い出す。
うろ覚えではあるが「Englishman In New York」はたぶん僕が初めてレコードではなくCDで借りた曲だったかもしれない。 父が買ってくれたCDラジカセ(SONYドデカホーン)を使ってカセットテープに録音した記憶がボンヤリと残っているから。
もちろん歌詞の意味なんてわからなかったけど、Stingのハスキーな声と美しく響き渡るサックスの音色、そのJazzyなサウンドに生まれて初めて「オトナの世界」をハッキリと感じた一曲だ。
今回久しぶりにこの曲をYouTubeで観て、改めてその色気に惚れ惚れしてしまった。 モノクロで作られたPVも「ベストヒットUSA」で観ていたはずだけど、今見るとメチャカッコいいやんか!
あの年齢でこの曲の良さに気付いていた当時の自分を褒めてあげたいよ。 その後の成長が全然無かったけどもな。。。 ほっといてくれ。
いつものごとく色々なサイトを参考にして自分なりの訳詞をしてみた。 この曲に限らないがStingの歌詞には哲学的、観念的な難しい表現も多く、正直僕の手には負えていない箇所もある。 また、だいぶ意訳を入れてしまっているので「それはおかしい」という部分もあるかと思うが、雰囲気重視ということで大目に見ていただければ幸いである。
Englishman In New York – Sting
作詞・作曲 : Gordon Sumner (Sting)
I don’t take coffee, I take tea, my dear
コーヒーは飲まないんだ 紅茶を頼むよ
I like my toast done on one side
トーストは片面だけを焼いて欲しいね
And you can hear it in my accent when I talk
話すときのアクセントでわかるだろうけど
I’m an Englishman in New York
僕はニューヨークにいる英国人さ
See me walking down Fifth Avenue
5番街を歩く僕を見てごらん
A walking cane here at my side
片手にステッキを携えているだろう
I take it everywhere I walk
常に持ち歩いているのさ
I’m an Englishman in New York
僕はニューヨークにいる英国人だからね
Oh, I’m an alien, I’m a legal alien
そう 僕は異邦人 法で認められたよそ者さ
I’m an Englishman in New York
僕はニューヨークに暮らす英国人
Oh, I’m an alien, I’m a legal alien
そう 僕は異邦人 法で認められたよそ者さ
I’m an Englishman in New York
僕はニューヨークに暮らす英国人
If “manners maketh man” as someone said
誰かが言ったように「礼節が人をつくる」のであれば
He’s the hero of the day
彼は今日の英雄だろう
It takes a man to suffer ignorance and smile
男なら周りの無知に耐え 微笑んで受け流すべきさ
Be yourself no matter what they say
誰が何と言おうとも 常に自分らしくあることだ
Oh, I’m an alien, I’m a legal alien
そう 僕は異邦人 法で認められたよそ者さ
I’m an Englishman in New York
僕はニューヨークに暮らす英国人
Oh, I’m an alien, I’m a legal alien
そう 僕は異邦人 法で認められたよそ者さ
I’m an Englishman in New York
僕はニューヨークに暮らす英国人
Modesty, propriety can lead to notoriety
謙虚さや礼儀正しさが悪評を招くこともある
You could end up as the only one
でも結局それが最も大切なことだとわかるはずさ
Gentleness, sobriety are rare in this society
親切心や節度を守るなんてのは 今の世の中じゃあまり見られないけど
At night a candle’s brighter than the sun
夜になればキャンドルだって太陽より明るく輝くだろう?
Takes more than combat gear to make a man
ひとかどの男になろうと思うなら 武器を持つだけでは駄目さ
Takes more than a license for a gun
銃のライセンスよりも大事なものがあるはずだ
Confront your enemies, avoid them when you can
敵と対峙した時 敢えて争いを避ける方が良いことだってある
A gentleman will walk but never run
紳士は決して走ったりしない 堂々と歩いていくものさ
If “manners maketh man” as someone said
誰かが言ったように「礼節が人をつくる」のであれば
He’s the hero of the day
彼は今日の英雄だろう
It takes a man to suffer ignorance and smile
男なら周りの無知に耐え 微笑んで受け流すべきさ
Be yourself no matter what they say
誰が何と言おうとも 常に自分らしくあることだ
Be yourself no matter what they say
Be yourself no matter what they say