非力WindowsノートにChromeOS Flexをインストール、Chromebook化してみる。

自宅に最近は殆ど使っていないHPのWindowsノートが一台ある。

まぁ3万円くらいで買ったエントリー機種だから仕方ないかも知れないが、とにかくモッサリで何かしようとすると処理にやたら時間が掛かる為、自然と起動するのが億劫になってしまっている。

ソフトのインストールやらアップデートやらを繰り返す内にますます重くなってきて、まともに動かないこともしばしばなので更に使わなくなるという悪循環・・・

そんな中、先日ネットを見ていて目に留まったのがGoogleがChromeOSの無償提供を開始したというニュース。

知らなかったのだが、これまではテスト版を供給していたのがこの度晴れて正式版のオファーになったとのこと。

Install ChromeOS Flex now on your existing hardware and experience the benefits of ChromeOS on your organization's current fleet of PCs or Macs.

メディア記事を読んでみると古いWindows機やMacにインストールすることで現役バリバリマシンに復活させることができるらしい・・・

以前からChromeOSというかChromebookに興味があったので、これは正に渡りに船では?ということで早速例のHPのノートにインストールしてみることに。

具体的なやり方は公式サイトに丁寧に解説されており、私みたいなOSのインストールなんてやったことない人間でもいとも簡単に完了。

必要なのはUSBメモリだけ。 初期設定まで含めても1時間も掛からなかったと思う。

とりあえず軽く使ってみての感想だけど、いや、これはアリですね。

今さらだけどもとにかく機能がシンプルなのは素晴らしい。 デスクトップもスッキリだし、設定画面に行っても項目が少なくてわかりやすい。

まぁ、メイン機としてWindowsやMacがある前提になっちゃうかも知れないが、普段使いならこれで十分と感じさせる良さがある。

仕事でバリバリ使う、ということならOffice系ソフトの互換の問題なんかも出てくるんだろうけど、遊びや趣味でブラウジングしたりブログを書いたりという程度なら何の不満も無さそうだ。

もちろん、オリジナルのChromebookと全く同じに使える訳では無くて、アプリのインストールができなかったりと制限はある。

あと、やっぱり機種との相性もあるのか完璧には働かない機能もあるようで、今回の場合は画面の照度調整がうまくいっていないかもしれない。(調整しても元に戻ってしまう)

それでも古くて非力なPCを復活させることができるという価値は十分あると思われ、また私のようにChromeOSを使ってみたかった人にとってはインストールを試してみる絶好の機会が訪れたとも言えそう。

Googleの作戦にまんまとハマってしまった感もあるが、こうなると本家Chromebookにも俄然興味が出てきてしまい手軽な機種が無いか探し始めてしまっている。

幸いなことに今のところはすごく安くなっている機種とか持ち運びに適した軽量コンパクトな機種が見つかっていないのでガマンできているが、なんだか安いのを1台買ってしまいそうな悪い予感もしている・・・

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