1年程前に何度か記事に書いたのだが、まだ比較的新しいノートPCのマザーボードが急にご臨終となってしまい泣く泣く処分(といってもジャンク扱いでヤフオクで売ったんだけど)したことがあった。
その際にPCからSSDを抜いて保管しておいた。 256GBのSSDだ、壊れていなければそこそこの価値もあるだろうから「いつか活用しよう」と。
結局そのまま1年近く放置してしまった訳だが、ここで一念発起し(シャレじゃないです)SSD用ケースを購入し外付けのドライブとしてみることに決めた。
早速Amazonを物色、、、
このあたりの商品が評判も品質も良さそうだったのだが、3千円近い値段に躊躇してしまい結局約半値で購入できるコレにしてみた。 見た目も結構好みだったので。
こういう場面での中途半端なケチ心は大抵において後悔を生むことはわかってはいるつもりなのだが、今回はそこを敢えて攻めてみたと言っておく。
まぁ、このくらいの値段ならたとえ失敗しても「ま、いっか」で諦めもつくであろう。
週末にポチっておいて月曜に無事到着。
内容物はこんな感じ。 ケースと内部の基板、それを塞ぐフタとネジ、ケーブル(USB-A to C と C to C の2種)、付属ドライバー工具というシンプルな構成。
一目見た感想は「結構デカいな・・・」 SSD自体より一回り大きいくらいをイメージしてたんだけど、実際はかつての”iPod nano”みたいな感じとでも言おうか、なかなかのボリュームがある。
もちろん、放熱性や耐衝撃性なども考慮してこのデザインなんだろうし、基本的に家で使用するつもりでモバイル性能には特に期待していないので問題無し。
ボディはアルミ製でサンドブラストのようなマットな仕上げ。 価格の割には質感も十分で、これであとは各部の精度さえ高ければ非常にコスパは良さそうだ。
早速組み立てに入る。 と言っても別に複雑な作業は何も無く、SSDを固定した基板をケースにスライドさせて入れて、
フタをネジ止めすれば完成だ。 ケースとフタ部との噛み合わせはお世辞にもめちゃめちゃキレイとは言えないが、まぁ値段から考えれば上出来とすべきだろう。
5分もあれば完了するが、付属のドライバーはサイズも小さく精度もイマイチな感じなので、工具だけはちゃんとしたものを使うのが良いかと思う。
あとは付属のケーブルを挿し込めばOK。 サイズこそ想像していたより大きかったが、質感も悪く無くケースの強度も高そうだ。 あとはちゃんと動きさえすれば文句の付けようが無いだろう。
いよいよPCに接続してみる。 アクセス中はこのようにブルーのLEDインジケーターが点滅するようになっているのでわかりやすい。
正しく認識されたのでフォーマットをかけてみると、
結果このように無事に外付けのドライブとして使用できるようになった。
こうして余っていたSSDが外付けドライブとして活躍できるようになった訳だが、最大の問題はこうやってせっかくケースを買ってドライブ化しても、今のところ特にここに保存しなければいけないようなデータも思い浮かばず使い道が無いところかな。。。
目的より手段が先に来てしまうガジェオタの悪いところが如実にあらわれた事例と言えそうです・・・。
とは言え、眠っていたSSDが少額の追加投資で立派な外付けドライブとして復活できるのは非常にありがたく、商品のクオリティーも満足できるものだったので購入して良かったと考えている。