先日の記事で外出先でのブログ執筆用に折りたたみタイプのキーボードを購入したことを書いた。
とかく男子というものは変身・変体(変態)ガジェットに弱いものだ。 私も実は折りたたみキーボードを他にもう一つ所有している。 ヘビーユーザーではないため大したレビューはできないが簡単に紹介してみたいと思う。
ちなみに私はJIS配列以外のキーボードを使ったことが無いので、英語配列のモデルは最初から選択肢から外していることをお断りしておく。 (英語配列でもたぶん慣れれば大丈夫なんだろうけど何か不安なため)
まずは買ったばかりの方を。 ミヨシというメーカーの「TOR-BT03」というモデルだ。 ビックカメラで現物を見て気に入ったので購入。 約6,600円、ポイント還元を考慮すると実質6千円というところか。
折りたたんで手のひらに乗せるとこんな感じ。 これが、
こうなって、
こうなるわけだ。
【TOR-BT03の良いところ】
〇シンプルな折りたたみ機構
中央から半分に折れるだけの構造なので開いてセッティング完了。 すっと出してすぐに使える。
〇軽量
約180gと非常に軽い。 モックアップと勘違いしそうなほど。
〇違和感ないキーレイアウトとピッチ
写真の通り折りたたみタイプとしては非常にクセの少ないレイアウト。 ピッチも18㎜あるので窮屈感はほぼ無し。 普通のモバイルPCに近い感じで使えるがファンクションキーは無いので注意。
【TOR-BT03の悪いところ】
×作りの安っぽさ
軽さとのトレードオフなので仕方ないのだが全身超プラスチッキー。 しばらく使ってみないと耐久性については何とも言えず。
×価格
機能的にはともかく、6千円以上するようには見えない。 高級感、所有する喜びってのは無いかも。
続いて半年くらい前に買った「BATTOP」というキーボード。 こちらは現物を見ないままにAmazonで評判が良かったため注文。 約3,400円。
この細長いペンケースのようなボディが、
こう開いて、
こうなるという凄い変体っぷり。
【BATTOPの良いところ】
〇コンパクトさと実用性を両立するギリギリのキーピッチ
一部小さなキーや変則レイアウトはあれど、比較的スムーズにブラインドタッチができるピッチが確保されている。 これ以上小さいとおそらく窮屈になるギリギリのサイズなのかも知れない。
〇スタンド一体型構造
スマホやタブレットを立てかけるスタンドが付いているため、自立用のケースやカバーが無くても非常に見やすい角度にセッティングすることが可能。 スタンド部分の安定感も高く、結構大きなタブレットでも対応可能かと思われる。
〇比較的安価
これだけ複雑な構造の割には買いやすい価格。
【BATTOPの悪いところ】
×意外と重い
先のTOR-BT03と比べてしまうからだが、ボディ外装の一部に金属を使用しているため約300gと大きさの割には重量感がある。 剛性と強度を確保するためにやむを得ない面もあるかもしれない。
×組み立て精度の甘さ
ボディが全体的に弓なりに反ってしまっており机にキチンと接地しない。 尚、金属ボディのため少しずつチカラを加えながらグイグイと曲げることによりおおよそ修復可能だ。
×保護ケース必須
エッジの効いた金属ボディとその重さにより、他の荷物と一緒にカバンに放り込むのはちょっと躊躇する。 一応ナイロン袋ケースが付属するのだが、その悲しくなるくらいのクソ貧乏臭いクオリティーに速攻捨ててやったぜぇ〜。ワイル・・ 後悔はしていない。 そしていまだに持ち運び用の入れ物を探している。
×マニアックすぎる折りたたみ機構
最大の問題点がこれだ。 カフェでカバンからこのキーボードを取り出し、変身ロボよろしくガチャガチャとセッティングを始めるメガネのオッサン、、、もし私がそんな光景に遭遇したら絶対にそっと目を伏せるであろう。 女子の多いカフェでこのキーボードを取り出すのは素人には非常に危険な行為だ。 くれぐれも注意していただきたい。
以上2つが私のオススメするモバイル用キーボードだ。 だが、しばらくしたらまたヘンタイキーボードを買いたくなるのは目に見えている。 その際は別途記事にさせていただくつもりである。