全然アウトドアしないくせに用品を買い集める病。

前回、災害時用というタテマエでアウトドアバーナーを購入したことを書いた。

その道具としての美しさにたまらなく惹かれたので危ないなぁとは思っていたのだが、案の定悪い病気が出てアウトドア用品をちょこちょこと買い集め始めている。

この記事の目次

コンパクトバーナー SOTO アミカス SOD-320

まず、いきなりバーナーを立て続けに購入してしまった。 同じSOTOブランドのエントリーモデル「アミカス SOD-320」 手のひらサイズで超軽量、そしてこのメカニカルな外観にヤラれた。

単体だと何だかよくわからないかも知れないが、これを組み立ててガス缶にセットするとこうなって、

そしてこの上でお湯を沸かしたり調理したりをする訳である。

このバーナーの怖いところは、やたらと妄想ばかり広がってしまうところだ。 これを使いこなしている自分のイメージばかりがやたら先行し、実際はインドア人間であることを忘れてしまう危険なアイテム。

休日の朝、まだ薄暗い内に目覚めた僕は家族を起こさないようにそっと家を出る。 小さなザックの中にはバーナーとカップ、そしてお気に入りのコーヒー。 いつものトレイルを30分ばかり駆け上がり自分だけのスポットに到着した僕は、自然の息吹きを全身で感じながらゆっくりとコーヒーを淹れる。

頭の中にはすでにこういうシーンが再生されている。 まぁ現実には休日の早朝に目が覚めるなんてことも無いし、そもそもトレイルも1ミリたりとも走ったこと無いんだけども。。。

てか、これから夏真っ盛りで熱々のコーヒーはいらないな・・・。 しばらくは眺めて楽しむだけの恐れあり。。。

(ネットで購入する場合は単品よりもガス缶等とセットになったタイプの方がお得なようです)

スノーピーク クッカー トレック900 SCS-008

バーナー買ったなら調理器具も必要だ、ということで購入したのが「スノーピーク(snow peak) トレック900 SCS-008」 その名の通り900mlの容量を持つアルミ製クッカーだ。

深い本体と浅いフタの2つで構成されており、それぞれをバーナーの火にかけてお湯を沸かしたり、煮込んだり炒めたりできる。 もちろん食器としても利用可能。

クッカーの中では定番中の定番商品らしいのだが、とりあえずそのアルマイト弁当箱のような素朴な見た目にヤラれた。 恐らく使ってキズやヘコミができてくればますますカッコよくなるだろう。

これで簡単なパスタでも作って食べたら楽しそうだなぁ、と妄想したが、簡単なパスタすら作れないくらい料理に縁が無いことを忘れている。

スノーピーク チタンシングルマグ300 MG-142

そして最後にマグカップ「スノーピーク(snow peak) チタンシングルマグ300 MG-142」 まぁ単なるカップなのだがチタン製で超軽量(50g)なのが特徴。

フォールディングタイプの取っ手がアウトドアっぽくてカッコいい。 そしてこの鈍く輝く質感。 とかくオトコというものは「チタニウム」という言葉の響きだけで半分ノックアウトされてしまうのである。

とはいえ、これはアウトドアで使いたいというよりも単に職場でお茶を飲むためだけに購入した。 チタニウムが泣いている。。。

なんでも、マグを空焚きして焼きを入れることでチタンを虹色に変色させてその色味を楽しむ、なんていうマニアックな世界もあるらしく興味津々なのだが、さすがにそこまで行ってしまうヤバいので今はなんとか自制しているところだ。

と、こんな感じで立て続けにアウトドアグッズを購入してしまったのだがフィールドにはまだ一度も出ていない。 近いうちに日帰りキャンプにでも出掛けてみて、自分が完全なるインドア人間であることを痛感して帰ってくる必要があるな・・・

【続きはこちら:一応デビューしてみました・・・】

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