以前に訪れたミャンマー料理の店、
今もちょくちょく前を通っているけどコロナ禍になってからはいつも閉まっていて、このまま閉店になってしまうのではないかと気掛かりだった。
ところが先日、仕事帰りに久々に看板の灯りがともっているのを発見。 なんだか嬉しくなって反射的に入店してしまった。
店内にはマスターと外国人の従業員が一人、先客の熟年夫婦が一組。 そして相変わらず独特のユルい空気が流れていてそれが心地良い。 店を開けたばかりのタイミングだったのだろうか、なんだかエアコンの効きがイマイチなことすら味になってくる不思議。
歩いて汗をかいていたのでここはビールいっときましょ、とミャンマービールを注文。 しばらくして出てきたのはメニューの写真とも、前に飲んだのとも違う缶ビール。
特に何の説明も無かったけど、今はこれを出しているのかたまたま品切れでこれしかないってことなのかな・・・ まぁラベルを見ると確かにミャンマー製になっているし間違いじゃないからいいか、と開けてみるとめちゃめちゃ濃厚な黒ビールですわ・・・
美味しいからいいんだけど普通のビール頼んだつもりでコレ出てきたらまぁまぁの衝撃だな、、、なんてなこと思いつつ、こういうのも含めて楽しんでいくスタイルでありたい。
(ただ、メニューをよく見ていなかったのだが、会計時に800円とそこそこの値段していることにビビることになる)
さて今回は何を食べましょうかね・・・こういう珍しい国の料理店に来た時は未知の味を楽しむのが醍醐味だと思っているので、見たことも聞いたことも無いメニューを注文するのがマイルール。 てかここのメニューは未知だらけなので必然的にそうなるかもw
なんとなく気になったこれに挑戦することに決めた。 ホントはもっと色々と頼みたいんだけど腹の減り具合等考慮して単品とさせていただきます。。。
しばし待って出てきた「シャン・カウスェー」
うん、なんだかよくわかんないけど美味そうだ。 汁なし麺であることはわかるが上に乗ったパクチー、たまねぎ、ゴマ、ナッツ等で隠されていて本体?がよく見えないところがミステリアス。
混ぜ混ぜして一口。 なるほど麺とタレ?は温かいのね。 複雑で濃厚な味でウマいです。 味オンチには上手く説明できないけど、カレーっぽくもあるスパイスが効いたドロリとしたタレに鶏肉やトマトなどの具材が絡み食べ応えも十分。 あと日本で言う高菜漬けのような漬物みたいなものが入っていて、これがすごく効いている。 味が引き締まるというか。 そしてナッツ類とパクチーが良い仕事をしているのは言わずもがな。
激辛ではないけどもスパイスでほんのりと汗をかきながら完食。 軽くのつもりが結構ガッツリ満腹満足となりました。 美味しかった!
やっぱりこうやって知らない味に触れることができるのはなんとも嬉しく楽しいものです。