結構長いこと使って気に入っていた折りたたみタイプのモバイルキーボード、久しぶりに充電しようとしたらなんだかおかしい。
いつまで経っても満充電にならないし、コネクタを抜いてしばらくするとエンプティサインが出てしまう。 これはバッテリーが逝ってしまわれてるな・・・。
本体はまだまだ使えるのだけど仕方ない、ということで新たなモバイル用キーボードを購入することに。
条件としては日本語キー配列であること、普段のカバン(リュック)に入れて持ち運びできること、5千円以内で買えること、再度のバッテリー死亡は悲しいので乾電池式であること。
早速Amazonで探してみるが、意外とちょうど良い条件のものが見つからない。 英語配列のものならば折りたたみタイプも結構色々あるけど、日本語配列となると一気に選択肢が狭まってしまう。 そこで今回は折りたたみは諦めて選んだのがコレ「ロジクール K380」。
まずブランドが信頼感あるロジクールなのと、何より丸いキーがデザインとしてカワイイ。 タイプし辛いんじゃないかという懸念もあったが、レビューを見てみるとほぼ違和感無しというコメントが多かったのでそれを信じて。
カラーは黒、白、青、赤と4色展開だが、青と赤の色味がちょっと好みじゃなかったので今回は白をチョイス。
届いた品物を見てみるとお世辞にも高級感があるとまでは言えないものの、梨地処理がされたアイボリーのボディはシンプルでかわいらしい。
そしてやっぱり丸いキーのインパクト。 タイプライターみたいでレトロで良い。 丸キーのカラーを別にしてもっと強調するようなデザインにしても面白いんじゃないかなと思った。
駆動は単4電池2本。 正直重量が400g以上あるので持ち運び時には重さを感じるのは事実だけど、反面タイプ時はドッシリと安定した感じが得られるので欠点とまでは言えないだろう。 底部にはノートPCのようなゴム足が4箇所に付いているので妙にカタカタしたりすることも無く静かにタイピングできるのも好印象。
これまで安い中華キーボードを色々と買ってきたけど、やっぱり建て付けというか精度に難有りなことがあって不満に感じることが多かった。 それらに比べるとやはりずっと品質が高く長く使っていけそうな印象を持たせてくれる。
最初心配していた丸キーの打ちにくさはほぼ感じない。 普段使っているキーボードとピッチが大きく違うようなことが無い限り最初からスムーズにブラインドタッチができるはず。
尚、キーの印字と出力される記号が一致しないケースがちょいちょいあるけど、これはこの手のマルチデバイス用キーボードでは起こりうることで、デバイスやOSとの組み合わせによる面もあるのでキーボード側の問題とは言えないであろう。
先に書いたように重量はそこそこあるため、タブレットと組み合わせるとなると結局モバイルノートを持ち運ぶのと大して変わらないということにもなりかねないが、スマホでとりあえず文章をガシガシ入力しておくのにも使えるので重宝している。
耐久性やバッテリー持ちといった面はもう少し使ってみないと何とも言えないところだが、3千円程度とお手頃だし、持ち運びもできて打ちやすく品質のしっかりしたキーボードを探している場合はなかなか良い選択肢のひとつだと思う。