オランダ・アムステルダムに行った際、人から紹介されて泊まったのがこの「citizen M」ホテル。デザインホテル、ブティックホテル等と呼ばれるジャンルになるのでしょうか、予備知識無しで行ったので最初はそのユニークさ、オシャレさにいささか面食らいました。
こういう所に泊まり慣れていないので、いきなりロビーや共有スペースのシャレオツ感がすごい・・・。^^;; 今で言うといわゆる「意識高い系」になるんでしょうが、似合ってるからなぁ・・・現地のヒトには。悔しいくらいに。
自分のような「ザ・日本人」がいるとこのホテル全体の空気感を損ねるのではないか、といささか心配になりましたが、そこは気にしないことにしてこの空間を楽しむことにします。
黒と赤を基調とした廊下やエレベーターにも細かくヒネリの効いたイラストや写真が各所に置かれ、部屋までの移動も楽しめるように工夫されています。
こちらはバー・カフェ・売店のスペース。朝食もここで食べられるのですが、あえて紙袋に入れて渡されます。中にはサンドイッチやフルーツ、ヨーグルト等。写真が無くて恐縮ですが、なんて言うんでしょうかシンプルな紙袋に無造作に入れられて上部をクルクルっと適当に閉じられた感じ? よくわかんないけどニューヨーカースタイル?みたいなオシャレを感じます。笑
室内はこんな感じ。決して広くはありませんが、照明・音響・空調・ブラインド等の操作は全て一つのリモコンで行うようになっているため、ゴチャゴチャした操作パネルなどが無くスッキリまとまっています。
シャワーやトイレは円柱形のシールドで覆われる形になっており、照明の演出もあいまって近未来的。ただ、トイレ(大)をおこなう際は少々落ち着かないです。。。^^;
遊びでも仕事でもホテルに泊まるのってなんか非日常感にワクワクしますよね。(自宅以外だと落ち着かない、というヒトもいるんでしょうけど) たとえ狭いビジネスホテルであってもいつもと違う環境に身を置くことが、無意識の内に気分を一度リセットしてくれているのだと思っています。 かつて若い時は、特に意味も無く適当な場所で安いホテルを検索し、用事も無いのに泊まりに行ったりしていましたが、最近は時間的にも金銭的にもなかなかそんな贅沢はできませんね・・・。
この「citizen M」は自分が今まで泊まったことのあるホテルでは最も印象的でしたし、パリ・ロンドン・ニューヨーク・台北など他の都市にも展開しているようなので、また機会があれば利用してみようと考えています。