【準備編その1からの続きになります】
さて、前回に続いて台湾へのケチ旅行の準備編。 出発前に調べておく・手配しておくべきことについて、自分用のチェックリストの意味も含めて書いてみたい。
準備編その2
4). 現地通貨の入手方法
クレジットカードが使える場所では常にカード払いをしているが、もちろんある程度の現地通貨は必要だ。 出発前に空港の銀行で(しかも並んで)両替している光景をよく見かけるが、日本での両替はレートも悪いのでやめておいた方が良いだろう。 もし両替所を使うなら台湾に着いてからを基本としたいところ。 (前もって多少の現金を持っていないと不安だ、ということならば日本での両替は少額に)
僕は基本的に台湾に着いてからATMで現地通貨を引き出す方法を使っている。 普段の生活で住信SBIネット銀行を利用しているのだが、ここが発行するキャッシュカードは海外のATMで自分の口座から直接現地通貨を引き出すことができる。 多少の手数料は掛かるものの両替所を使うよりはトータルでレートは良いし、こうした機能のあるキャッシュカードを持っている方は現地ATMでの引き出しをメインで考えるのが良いと思う。 持っているカードの裏面に、VISAカードなら「Plus」、マスターカードなら「Cirrus」といったマークが入っているなら一度調べてみるのをオススメしたい。
他にクレジットカードのキャッシング機能を使い、同じく現地ATMから一時的にお金を借りて帰国後にすぐにそれを繰り上げ返済する、という方法が得になることも多いようだが、簡単とはいえ返済の手間があることと、例え一時的ではあっても”借金”をしているという感覚が気になってしまい僕はあまり利用していない。
5). 海外旅行保険
これも出発当日に空港の保険カウンターで申し込むことができるが、総じて割高でムダな保険を勧められてしまうのでできれば避けたい。 細かく補償内容を選択できるネット保険を前もって申し込んでおけばだいぶ安くあげることができる。 だいたい子供に高額な死亡保険が掛かっていたって仕方ないし、持ち物もたいして無いのに携行品損害補償が高く設定されていても意味が無いからだ。 僕の場合は急な病気やケガと賠償責任におおよそ対応できればいいかな、程度に考えている。
ちなみにクレジットカードに海外旅行保険が付いていて、それでまかなえることがあるので自身の持つクレジットカードのサービスを一度確認しておくのが良いだろう。 僕は前述の住信SBIネット銀行のからみで「ミライノ カード GOLD」を所有しており、付帯している保険が非常に充実しているので今回はこれ一本でいく予定。
このミライノカードGOLDの付帯保険の良いところは、所有者の家族も対象になること。 カードの年会費が3千円掛かるものの、一枚持っていれば同行の家族も保険に入ったことになるので非常にお得だ。 そして海外旅行保険で重要となる疾病治療保険が本人500万円、家族250万円と結構充実していること。 クレジットカードの中には「海外旅行保険付き」とうたっていても、この疾病治療が含まれていないことがあるので注意したい。
6). 台湾到着後の移動方法
空港(今回は桃園空港)に着いた後、多くのヒトは台北市内まで移動することになると思うが、2017年に鉄道(MRT)が開通したことで非常に楽になった。 それまではバスかタクシーを使うしかなく、渋滞に巻き込まれて時間が読めなくヒヤヒヤするといったことがあったが、MRTの快速に乗れば約35分で台北駅まで行くことができる。 値段は正直バスの方が少し安く済むのだが、特に子供と一緒だったりすると渋滞中のバスの中で「オシッコいきたい」と言われたりもしかねないので、そういったリスクを避けるためにもMRTを使うのがベターだと思う。 (実は僕自身がお腹が弱いのでバスが不安というのもある。。。)
ちなみに旅行中も市内のMRTを多用することになると思うので、日本のSUICAやPASMO、ICOCAのようなICカード「EasyCard」(悠遊カード)は必須アイテム。
カード発行時に100NTD掛かるが、乗車運賃が割引になったりコンビニや飲食店でキャッシュレス決済ができたりと非常に便利なカードなので、持っていない場合は空港や駅、あるいは市内に出てからコンビニで入手しておくのが良いだろう。 僕は以前に作ったカードをそのまま保有していたので、それを持っていきチャージして使う予定。
長くなってきたので今回はこの辺で。 引き続き準備するコト・モノが無いかチェックしていきたいと思う。
【続きはコチラ 準備編その3】