Walk Don't Run

日常にいくばくかのジワリがあれば

世界一有名なバイクシェアリング「Velib」に乗ってみる。

f:id:reborn4344:20170531083327j:plain以前、台北の「YouBike」について書きましたが、今回は”元祖”バイクシェアリングとでもいうべきフランス・パリの「Velib」について書いてみたいと思います。

【YouBikeの記事はこちら】

www.arukehashiruna.com

”バイクシェアリング(シェアバイク)”というのを聞き慣れない方もいると思います。レンタサイクルの一種ではあるのですが、特徴としては下記のようなものが挙げられるかと考えます。

  • 主に大都市部にて展開される
  • 観光客よりも現地で暮らす人や働く人がメイン利用者
  • 基本的に短時間・短距離の移動に使われる
  • 借りる場所・返す場所が複数(多数)設置されており、好きなところで乗り捨てすることが可能
  • 基本的に年払い等の長期スパンで登録・登録して利用されることが多い

元々は都市部での自動車渋滞、騒音、大気汚染等の緩和のため市民が気軽に使える代替交通手段を無料もしくは極めて安価で提供することを目的に、自治体等が主体となって始まったこのバイクシェアリングですが、今では環境意識の高まりと共にある種ブームのようにもなっており、世界中のほとんどの主要大都市で行われるようになってきています。

 

このVelibはパリの大気汚染問題に対する政策の一環として2007年に運用がスタート。 今では「スタシオン」と呼ばれる1,800ヶ所以上の貸出・返却スポットに、23,000台を超える自転車が配備され24時間いつでも利用することが可能です。 このスタシオンはパリ市街地においては約300メートル毎に配置されていることになるので、ほんの少し歩けばすぐに見つけることができます。

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居住者向けには年間登録が基本になりますが、旅行者向けに1日登録(1.7ユーロ)や1週間登録(8ユーロ)をすることが可能でクレジットカードさえあれば誰でも簡単に利用することができます。(日本語ガイダンスもちゃんと用意されています)

しかも利用毎の最初の30分は料金無料なので、30分以内の短時間で乗り捨て・再レンタルを繰り返せば登録料だけでこのVelibを使い倒すことができるという訳です。^^

まぁ、1時間乗っても1ユーロなんであんまり神経質に時間を気にする必要も無いですけどね。

 

自転車はこんな感じ。

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f:id:reborn4344:20170531132957j:plainバスケット、フェンダー、オートライト、ロック等の実用装備が一通り付いた内装3段ギアタイプの自転車ですが、不特定多数に乱暴に扱われることやパリの石畳の上を走ること等を想定してかなり頑丈に作ってあり、スタシオンに駐輪する際に電磁ロックにはめ込むためのダボもフレームに溶接されているため重量は相当重たいですね。 20kg以上は確実にありそうです。

ただ、フレーム・ホイールサイズ自体はそれほど大きくなく、小柄な方や女性でも問題無いかと思います。

あと、豆知識として、

f:id:reborn4344:20170531135159j:plainこのようにサドルが前後逆向きにされた自転車は、パンクしていたりチェーンが外れていたりといった何らかの不具合がある車体だというサインなので選択しないように注意する必要があります。(結構な割合でこの”逆サドル”自転車がある)

 

 

 

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f:id:reborn4344:20170531134235j:plainちょっとハードルが高いのはパリの道路状況かもしれませんね。 クルマが多く結構乱暴な運転も目立つ上に路肩も狭いところがあり、お世辞にも自転車にとっては快適とは言えないことが多いです。

一方通行道路も多く、つい迷ってチョロチョロしてしまいがちですが、日本と違い歩道通行は絶対にダメですので、あくまでクルマの流れと一緒に走る必要があります。

 

 

とはいえ、今までタクシーや地下鉄でばかり移動していた街を自転車で自由に走り回れるのはこの上ないメリットですよね。

f:id:reborn4344:20170531135812j:plainエッフェル塔を遠くに眺めながらサイクリングするも良し、

f:id:reborn4344:20170531140022j:plainベタにシャンゼリゼ通りを凱旋門に向かって走るも良し、

f:id:reborn4344:20170531140249j:plain疲れたらカフェ近くのスタシオンに乗り捨てて一息入れるのも良し。

 

旅行者の行動範囲を一気に広げてくれ、且つあたかも自分もそこに住んでいるような雰囲気も味合わせてくれるこのVelib。 パリに行った際にはぜひチャレンジしてみてください。

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