敢えて26インチMTB作りたいよね?って話【その20:BBとクランクの装着完了】

【その19からの続きになります】

さて、ホイールに続いて駆動系部品を購入。 再びAliExpressのお世話になり選んだのがコチラ。

PROWHEEL社の「CLAW」というモデル。 シマノやSRAMじゃないんかよ!って話ですが、今は世界的に自転車部品が供給不足になっていて、なかなか手頃なモデルの在庫が見つからない。 そして私の予算的な問題もあり落としどころとしてコレを選んだ感じ。

PROWHEEL、ブランドとしての知名度は無いけど大手ブランドの中低級グレードの完成車にも多く採用されているので、信頼性も期待できるかなと。

2週間ほど待って中国から無事到着。

なんかビニールテープでグルグル巻きにされてるよ・・・ 嫌な予感がしたものの、

開けてみたら発泡フォームにキッチリ詰められた極めて合理的な梱包、もちろんダメージも無し。 これはいいね、疑ってスミマセンでした。。。

セット内容はこの通り。 BBまで入って4,200円くらいだからコスパは抜群だな。

シャフト径は24mmでシマノと同じ。 購入したのはシングルタイプだけどスパイダー裏を見るとインナーギア用のネジ穴もあるので、インナーリングを用意すればダブルにもできるみたい。(フィキシングボルトも付属していた)

ギアサイズは32Tを選択。 歯先はちゃんとナローワイドタイプになっていて質感も高く、なかなかカッコイイ。

アームに装着するとこんな感じに。

続いてフレームにBBを取り付けていきます。 見た目はシマノBBとソックリ。

そうそう、いつも悩んでしまうのがこの付属スペーサーの入れ方。 理解したつもりでもいつの間にか忘れてしまうんだよな、、、

実際は別に難しいことは無くて、フレームのBBシェル幅が68mmの場合は右側2枚左側1枚を、シェル幅73mmの場合は右側1枚だけ入れれば良い。 スペーサーの厚みが2.5mmなので、これでシェル幅の差を吸収していることになる。

今回のフレームはシェル幅73mmなので1枚だけを使用することに。

本当はBBシェルのフェイスカットをして精度を出すべきなんだろうけど、専用工具も持っていないしそこまでコストも掛けられないのでそのままいきます。

ネジ山にグリスを塗って左右カップを入れていく。 余談になるけど私はグリスは可能な限り薄く塗るのが好み。 メーカーやショップで組む際は作業効率やマージンを見てとにかく多めに塗られがちだけど、あの色んな所にはみ出したグリスがなんかイヤなんだよね・・・

右カップは逆ネジ、左カップは正ネジなので注意。

最後は工具でキッチリ締め付け。

セレーションの形状はシマノBBと同じなので、工具はそのまま流用可能。

BBが正しく装着できたらいよいよクランクの挿入。

途中からちょっと硬いのでプラハンで少しずつ叩いて圧入していく。

無事最後まで入りました。

続いて左アームを。

シャフトのセレーションの形状こそ異なるものの、構造や取り付け方はシマノクランクと全く同じなので簡単。

キャップを付属の工具で回して軽くプレッシャーを掛けた後でアームの2本のボルトを本締めすれば完了。

大きなトラブルもなく完了できて良かった。

剛性とか耐久性とか細かな事はよくわからないけど、組み付けの精度も問題無く回転もスムーズだし、外観の仕上げも悪く無いしでまぁ良い買物ができたかなと。

ようやくここまで来た。 実はAliExpressで同時にフロントディスクブレーキとサドルも注文してあるんで、それらが届けばだいぶ完成に近付くな。

【続きはコチラ】

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