カメラを持って近くの公園に散歩に行った。 僕は先日買ったばかりのFUJIFILM XF10を、子供は近所のイオンで400円で買ったトイカメラを持って。
前日にトイカメラに入れるフィルムを買いに行った。 もはや家電量販店には置いておらず専門店であるカメラのキタムラにて購入。 カメラにフィルムを入れるなんて行為は何十年ぶりだろうか、、、というか自分でカメラを買う年齢の頃には既にデジカメが出回り始めていたので、「写ルンです」以外でフィルムカメラを扱うことには慣れていない。 「これで合ってるんだろうか・・・」と何度も確認しながら何とか無事にフィルムをセッティングすることに成功した。
気持ちよく晴れた天気のせいもあって公園は多くの人で賑わっていた。 適当に歩き回って撮影スポットを探してみる。 とは言え写真やカメラのことなんて全然詳しくないので、何をどう撮るのが良いかがわからない。 とりあえずそれっぽい木々や空を写してみて雰囲気だけ楽しめればいいやと割り切った。
僕はデジカメなのでとにかく適当に撮りまくっても問題無いのだが、困ったのは子供だ。 「無駄なシャッターは押したらイカンよ」と何度か諭したのだが、スマホのカメラくらいしか知らない彼にはイマイチ響いていないようだった。 だいたい親がバシバシ撮りまくっている横でそれを我慢しろというのも酷な話で、そこはちょっと申し訳なく思いつつも何とかフィルムカメラというものの構造をボンヤリとでも理解してもらえたのかなと思う。
僕のデジカメはほぼ初めて使うような状態だったので、細かい設定や操作もよくわからずオートモードにしたまま。 それでもこれから徐々に機能を使いこなせるようになれば相当楽しいのだろうなぁ、ということを感じるには十分だった。 少しずつでも色々と覚えていこうと思う。
子供のトイカメラもフィルム枚数の半分弱まで撮ったところで今日は一旦終了に。 どうしてまだ撮ったものが見られないのか彼にとっては未だに疑問のようだけど、近いうちにまた撮影に行きフィルムを最後まで使い切った後で「現像に出す」というこれまた懐かしい行為を一緒に楽しんでみたいと考えているところだ。