かつてはエビスや一番搾りといったビールをありがたく飲んでいたが、ここのところそういった大手メーカーのビールを買う機会がめっきり減った。
発泡酒のレベルが上がってきて、家で適当に飲むなら安く済むそっちでいいやというのもあるし、一方でどうせならもう少しお金を出してでも本当に美味しい(自分好みの)クラフトビールを飲んだ方が満足度が高い、ということに気付いたからでもある。
クラフトビールの定義は難しいところだが、個人的にダントツに好きなのがIPAだ。 最近は大手でもIPAとうたって発売しているビールも多いので最早おなじみかもしれないがインディアペールエールという種類のことである。
ホップを多く使うことによる強い苦みと高めのアルコール度数が特徴で、苦みの一方でグレープフルーツのような柑橘系のフレーバーを感じるものも多いので、まるでジュースを飲むかのような楽しみ方もできる。 グビグビもチビチビもいける万能選手みたいな。
最近はちょっと奮発して買うビールのほぼ全てがIPA系になっていると言っても過言ではない状態だ。
それこそ星の数ほどのメーカーや種類があり値段も様々なのだが、私はイオンや成城石井といったスーパーで買うことが多いので、比較的誰でも入手しやすいものを飲んでいるつもりだ。
今回は自分用の記録も兼ねて、これまで飲んだことのあるものやオススメを適当に貼っていってみたいと思う。
有名度、美味しさ、入手のしやすさで言うと、やはりまずこれを買っておけばOKな定番なのがヤッホーブルーイングの「インドの青鬼」かなと。
コンビニでも買えるからありがたみが薄く感じるものの、なんだかんだ言って300円弱で買える手軽さと間違いない美味しさがあるので。
ふるさと納税で2ケース(48本)貰って飲み続けても全然飽きなかったので自分的には間違いない選択肢と言える。
加えてヤッホーブルーイングは限定品含め色々なIPAをお手頃価格で出してくれるからホントありがたい存在。
これなんてかつおだしが隠し味になっているんだけど、決してゲテモノ系になることなくうまくまとまっている感じがした。 たまにはこういう変わり種を楽しむのも良い。
他のメーカーでよく買うのは、
このエチゴビールあたりかな。 同じく300円程度で買えるのが嬉しい。
ここにもこういう変化球があるのでたまに買って楽しんでいるけど、やっぱりベーシックな青いヤツが一番美味しいかも・・・
300円程度で買えるものとして他によく飲むのは、
このあたりとか、あとちょっと高くはなるけどこのネストビールとかだろうか。
味の違いや傾向を説明できるほどの感性は持ち合わせていないため、とりあえず「どれも美味しい」としか言えずなのが申し訳ない・・・
尚、最近はIPAの中でもカテゴリーが枝分かれしてどんどん細分化していっているようだが、Hazy IPAという濁りがあるタイプがもうとんでもなく旨いということに気付いてしまい、ここのところHazy系ばかり探している。
その見た目の通り、ノーマルなIPAを上回るフルーティーさとジューシーさを持つ極めて贅沢な飲み物だ。
ただ、このHazy IPA、概してお値段ちょっとお高目となり1缶500円程度からが目安となる。 ちょっとレアなものとか海外ものだと1000円とか1500円くらいするのもザラにあるので、ハマるにはあまりにも危険な沼であることは間違いない。
自分の身の程をわきまえつつ生活に支障の出ない範囲で今後も楽しんでいきたいと思う。