Walk Don't Run

日常にいくばくかのジワリがあれば

日産リーフ無料モニターに申し込んでみた件。(後編)

さて、先日申し込みしてみた日産の100%ピュアEV(電気自動車)「リーフ」の無料モニターキャンペーン。 先週末に借りることができましたので感想をば簡単にまとめてみたいと思います。 私には専門的知識や多くのクルマに乗った経験もありませんので、ちょっとピント外れのコメントになってしまう部分もあるかも知れませんが、一人の一般的ユーザー目線での意見ということでご理解いただければ幸いです。

【前回の記事はこちら】

www.arukehashiruna.com

借りる期間はもう少し長くても良かったようなのですが、返却のタイミング等を考えて結局土日の2日間にしました。 近くのディーラーにて誓約書(事故の場合の免責がどうこうといった簡単なもの)を書いて、使い方についてサクっと説明を受けて出発です。

 

内外装について 

とりあえず近くの公園の駐車場に停めてエクステリアをチェック。

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f:id:reborn4344:20170905191615j:plainデザインについては「カッコ悪い」と叩かれることが結構多く、私も以前はそう思っていたのですが、なんか最近は慣れてきたのか、そんなに悪くないと思えてきたのが不思議です。 魚のようでも草食動物のようでもある顔とお尻に可愛らしさすら感じるようになってきました。笑  リーフはまもなく9月6日に新型が発表されるのですが、そのティザー広告やスクープ写真を見る限りではイマイチつまらないデザインで正直あまり好みでは無さそうなのも余計にそう感じる理由なのかもしれません。

 

f:id:reborn4344:20170905193255j:plain100%ピュアEVであることの証し「Zero Emission」のロゴ。 ただ、リーフに限らずトヨタやホンダ等のクルマにも同じ事が言えるのですが、「エコカー」というとやたらに内外装にブルーやグリーンのロゴやモチーフを入れるのは正直ダサいと思っています。 こういったわかりやすさが求められることも理解できますが、例えばアルミ、ステンレス、チタン等の無垢素材を使った無機質な感じのワンポイントロゴを付けるといったような、もう少し違う方向で所有欲をくすぐるような試みがあっても良いかと思いました。

 

f:id:reborn4344:20170905194212j:plain通常エンジンが収まる部分には何やら見慣れない機械が。 見ても全然わからないのでそのままボンネットをそっ閉じです。。。^^;

 

続いてインテリアに移りまして、

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f:id:reborn4344:20170905195248j:plain前席・後席・ラゲッジルームはごくごく普通。 当たり前ではありますが不満なく使うことができました。

 

f:id:reborn4344:20170905195746j:plain2段タイプのメーターフード。 上段はスピード表示メイン、

f:id:reborn4344:20170905195956j:plain下段はこのようにバッテリーの状態と航続可能距離が表示されます。

 

f:id:reborn4344:20170905200215j:plainナビには近くの充電スポットを探せる機能がついており、知らない土地でバッテリーが少なくなってきた時でも安心感があります。

 

f:id:reborn4344:20170905200517j:plainシフトレバーはゲームのコントローラーのような形状と操作感。 最初だけ違和感ありますが、すぐに慣れました。 しつこいようですがブルーの樹脂パーツはダセェ。。。

 

走りについて

さて、肝心の走りについてですが、とにかく胸のすくような爽快な加速感には感動でした。 リーフのテレビCMで日産のかつてのスポーツカー「180SX」を加速で置き去りにする、というシーンがありましたが、これは全く誇張ではありませんね。 アクセルオン時の加速感を例えるのは難しいのですが、新幹線のような息の長い加速というよりも、山手線のような駅間の短い電車の加速が思い浮かびました。 「キーン」というか「ヒュィーン」というモーター(インバーター?)音をかすかに響かせながら、気付いたらいつの間にか80km/h位に到達しています。

 「EVの時代になるとエンジンの鼓動やサウンドが無くなるのが味気ない」なんてことを言うヒトもいますけど、これは完全にオッサンとマニアのノスタルジーになっていくのかと思います。 殆どのヒトにとって、振動も騒音も排気ガスも無くスムーズに加速する方が気持ちいいに決まっています。 100%ピュアオッサンの私がそう思うのですから、新しい世代のヒトにとっては言わずもがなです。

 

加速感以外では、やはりアイドリングが無いことが気持ちいいです。 エンジン車のアイドリングストップでは、やはりどうしても再始動時の騒音や振動が避けられないので、それが無いだけでこんなにもストレスが無くなるのかとプチ感動。

 

エンジンの振動や音が無いせいで、走行時の風切り音やタイヤのロードノイズが逆に気になってしまうという面はありますが、これは粗探しのようなものなのでデメリットとは言えないでしょう。

 

個人的に唯一ちょっと気になったのは、ブレーキがちょっとスポンジーな感じがして効きが甘いかな、という点。 ただ、ハードなブレーキングはしていないので、実際は踏み込めば踏み込むだけ後半にギュっと効くセッティングなのかもしれず、この辺は好みもあるので何とも言えませんね。

 

全体的には「フツーに違和感なく運転できて、加速の気持ちよさはとにかくサイコー」という感想でした。(しょーもないインプレですみません。。。)

 

使い勝手について

スタート時には航続可能距離約190kmの表示で、140km弱(比較的空いている一般道6割、80~90km/hで流れている信号のないバイパス道路4割)を走った後の残りは約60kmとなっていましたので、最初の走行可能距離の目安はおおよそ正しい数値だったいうことになります。 

バッテリーがまだ新しいことや電力の消費が大きいとされるヒーターを使う季節では無かった点などを考慮する必要はありますが、個人的には想像していた以上の航続距離があると感じました。

「遠出する際に何度も充電が必要になるので、その間の時間がもったいない」という意見がありますが、充電時間を休憩や食事にあてる等の調整をすれば何とかうまくやりくりできるのでは?というのが個人的な感想です。

 

今回の目的のひとつだった自宅での充電も試してみました。 リーフはフロントノーズの先端に充電口があるのでリッドを開けてプラグを接続します。

f:id:reborn4344:20170905202728j:plainポートは2口あって右側が通常の200V用、左側が急速充電用となっています。

 

f:id:reborn4344:20170905202926j:plain住宅側のコンセントはこんな感じ。 私は家を買うときにこのEV用200Vコンセントをオプションで設置してもらいましたが数万円程度だったかと思います。 ちなみに今回のディーラーの方が言っていましたが、今なら購入者にはコンセント設置代を10万円まで日産で補助してくれるとのこと。 マンションや賃貸の方は勝手に設置する訳にはいかないでしょうが、戸建ての方ならハードルは低そうです。

ディーラーやサービスエリアにあるような急速充電気なら約30分で80%まで一気に充電されますが、通常の200V充電だとおおよそ8時間程度は掛かるようですので、夜寝ている間に充電しておくような使い方が中心になりそうです。

「朝起きたらいつでも満タン」というのは精神的にもなんか良さそうですよね。

 

まとめ

つたない感想をつらつらと書き並べてしまいましたが、まとめとしては「最初に想像していたよりもずっと普通に使えそうだし、とにかく加速フィールは最高! 次にクルマ買う時はEVが有力候補になりそう」といったところ。 後はリーフ以外の選択肢がこれから増えてくることを願うばかりです。

現状を見ると、日本ではまだしばらくの間ハイブリッドが勢力を保つことが予想されますが、世界を見るとEVへのシフトはものすごい勢いで進んでいるようです。 イギリス政府は2040年までにガソリン車・ディーゼル車の販売禁止を決定、ドイツやオランダ、ノルウェー等でも同様に「脱燃料車」に向けた動きが具体化しています。 ヨーロッパ主要国以外でも、例えばインド政府は「2030年までに販売する車のすべてをEVにする」という目標を示し、中国もまたEVへのシフトを明言しているようです。

 

個人的に懸念するのは、家電やコンピュータ等と同じく自動車産業でも日本はその優位性を失うのではないかということ。 既存産業へのダメージを恐れて政府が他国のような大胆な政策を打ち出せないことが十分に予想され、その場合これまではなんとか優位性を保ってきた自動車産業においても日本は一気に後進国へと成り下がる可能性もあると考えています。

 

最後は何だかネガティブな話になってしまいましたが、自動車産業にドラスティックな革命が起きるこれからの数十年、日本メーカーにも何とか踏ん張ってもらい我々をワクワクさせてくれるようなクルマを作っていってもらいたいものだと思います。

 

今回のリーフモニターキャンペーンを通じて個人的にもEVへの興味が一気に高まりましたので、これからも意識して情報を集めていくようにしたいと考えています。