デカ頭の救世主? MTB用にモンベル「トレールライドヘルメット」を買う。

以前買ったLAZERもたいして使いこなしてないというのに、新しいヘルメットを購入してしまった。。。

きっかけはモンベル(mont-bell)の売場に展示してあったMTB向けヘルメットを久しぶりに被ってみたところやっぱりフィットするなぁと感じたこと。 その存在自体は以前から知っていて良いイメージを持っていたものの買うまでには至っていなかった。

私は頭がデカい上に形も悪く、昔からなかなか合うヘルメットが見つからず難儀することが多い。 前後に長く横幅が狭めの欧米ブランドなんかは、もうまず絶望的に入らない。 デザインやカラーリング、機能はやっぱり欧米ブランドがリードしている感があり、Troy LeeやらPOCやらカッコいいブランドに色々と憧れるのだが、まずちゃんと頭に入らなければ話にならないのでいつも諦めることになる。

そんななか救いになるのはやはり国産ブランドの雄「OGK KABUTO」であり、これまでも長いこと使い続けてきたのだが、今回被ってみたモンベルのヘルメットはそのOGKに通ずるフィット感があったのだ。

買い増しにはしばし悩んだのだが、フィットするヘルメット自体が貴重ということもあるし、ここは思い切って購入することに。 幸いにも税込9,790円とお手頃価格だし。

まぁ、MTBのヘルメットにモンベルってどうなのよ・・・って気持ちは今でも正直少しあるんだけど、おそらくあまり見ないので逆にレアで通っぽいかも、とポジティブに考えるようにする。

早速開封をば。 パッケージはこんな感じ。

カラーはマットホワイトとマットブラックから選ぶことができる。 逆に言うとそれしかない。 そんなに数が売れるもんでもないだろうしSKUを絞って在庫リスクを減らすのは理解できるけど、もうちょっとMTBっぽいというかアースカラーみたいなのがあったら嬉しいかも。

サイズはS/MとM/Lの2種類。 私はもちろんM/Lの方だけど、他のメーカーなら完全にL/XLサイズの水準かも。 なので、S/MとM/Lの間に結構差がある感じで、S/Mだと小さいけどM/Lだとデカ過ぎるなぁというヒトも多いと思われる。 その場合は諦めて他のメーカーを探した方が良いでしょう。

OGK KABUTOのオフロード系モデルで「FM-X」というのがあってM/Lの1サイズ展開なんだけど、同じM/Lでもモンベルのに比べて一回り小さい。 特に後頭部側の幅がやや狭くて私は残念ながら入らずだった・・・

でも、カラーも洒落てるし発売されて日が浅い新モデルなので、フィットするならこれもオススメ。

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話がそれてしまったが、品物を見ていくとしよう。

デザインはまぁ無難にまとまっているといえばそうだが、5年以上前から売られていることを考えると基本設計はだいぶ古いはずで今のトレンドとは程遠い。

最近のトレイル系ヘルメットはゴーグルの使用も想定し角度調整できる大きめのバイザーが装備されているものも多いけど、もちろんそんなものは付いていないし、Mipsといった最新の安全装備も無しの極めてシンプル設計。

この写真でわかるように横幅、特に後頭部側が比較的ゆったりと作られていて、これがデカ頭にもフィットする秘密だと言える。

このアジャスターやバックルのパーツを見ると設計や製造にOGKが関与しているのはほぼ間違いなさそうで、道理で自分の頭に合うはずだと納得。

先に買ったLAZER(CHIRU, Lサイズ)と並べて比べてみる。

デザインやカラーリングはLAZERの方が今風で好み。 ただ、モンベルと比べると通気口が少なく、そのせいもあるのか重量が50g程重い。 あと、実際にモンベルより安いから仕方ないんだけど、バックルやアジャスターの質感がチープなのがやや気になるところ。

でも、このCHIRUも横幅ゆったり設計で被りやすいし、カラバリもカッコいいので悪くない選択だと思う。

LAZER サイクリングヘルメットChiru マットブラックグレー M
LAZER(レーザー)

それはともかく、LAZERもまだ結構新しいのに似たようなヘルメットが増えてしまった・・・ フィット感と軽さ、通気性でモンベルの方にやや分がありそうなので、こっちをメインにしてLAZERをサブにするかな。

このあと街乗りとサイクリングロードをメインに1時間半くらい被って走ってみたけど最初の印象通りフィット性は上々。 今は冬場だからわからないけど通気性にも期待できそうだ。

なるべく近いうちにオフロードでもちゃんと試してみたいと思う。

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