いつも読ませていただいているHIPOさんのブログで知ったのが奈良県初の常設クローズドコース「吉野マウンテンバイクパーク」
調べてみると私の住む南大阪からもアクセスしやすい場所にあったので、いっぺん試しにと思い行ってみることに。
奈良の吉野と聞くとなんだかものすごい遠いイメージあったけど、309号線経由で1時間程度で到着。
309号線側から来る場合は、この中山トンネルを抜けてすぐを左に。
入口にはチェーンが掛けられているのでロックを外して(暗証番号は申込時にメールで送られてくる)、入った後に再度チェーンを掛ける決まり。
問題はこの先の道路がいささか狭いこと。。。
まぁ、元々農道か林道で軽トラサイズになっていると思うので仕方ないとはいえ、カーブには相当気を遣う。 私は2000ccクラスのミニバンだけど、正直これ以上大きい車だったら入れる自信が無いです。。。
フルサイズバンとかピックアップトラックとかに乗っている人は注意。 近くに適当な駐車場があるのなら(あるのかな・・・)、そこに停めてMTB自走で来た方が良いかも。
あと、駐車場自体も不整地で傾斜があるので、ちょっとでもぬかるんでいたりしたら結構滑るかも。 私も軽くスタックしかけてちょっと焦ったので慎重に運転するのが良いでしょう。
さて、駐車場で準備を済ませてコースへと向かいます。
コースの入口にもゲートがあってロックを外して入る仕組み。 私は平日の朝に行ったので他に誰も先客おらず独占状態。 土日とかだとゲートも開いていたりするのかも。
入口付近はこんな感じ。 テントやベンチが置かれていて、簡易トイレがひとつ。
コース図と注意事項も貼ってありました。
ちなみに自販機等は無いので、飲食物は予め用意しておく必要有り。
ソーラーパネルがあちこちに設置されているのが今っぽいものの、それ以外はホントのどか。 聞こえるのは鳥の鳴き声と木々が風で揺れる音くらい。
では早速コースイン。
コースは基本的にはこんな感じのダブルトラックがメイン。 その途中途中に分岐してシングルトラックが配置されている。
キチンとコーステープが張られていて、分岐ポイントには矢印の看板も立っているので、迷ったりすることは無い。
コース途中にはCAFEと書かれたこんなポイントも。 イベントやレース時にはおそらくエイドステーション的に使われたりするんでしょうね。
とにかく天気が良くて気持ちいい。 ただ、前日の昼間に結構な雨が降ったので、日陰になっているところやシングルトラックは結構グチャグチャなところが残っていた。 私の技術では正直難しい場所はやむを得ず今回はパスさせてもらうことに。
しかしそれにしても本当に人間の気配が無いのでなんか怖くなってきてしまう。 今回ひとりで来ているし、もし何かあったら誰にも助けてもらえないな、、、 熊や猪(たぶんいないんだろうけど)に襲われでもしたらどうしよう・・・とか急に弱気になってしまい途中からはずっと鈴を付けてチリンチリン鳴らしながら走りました。笑
週末とかならそんなことはないんだろうけど、できれば平日のヒトの少ない時には単独で行くのは避けた方が良いのかも知れません。 携帯電話は通じるけど、もし動けないようなケガをしたら怖いしね。
尚、コースの規模自体はそれほど大きくは無いので何周もグルグルできるのだが、フラットな場所が少なく上り下りの繰り返しなのでかなり体力を消耗する。 写真を撮るためにちょいちょい止まったりしながらだったが、1時間ちょっとも乗ったらかなり疲れたのでこのへんで切り上げることに。
スタート地点まで戻って見てみると、ありがたいことに電動の高圧洗浄機が!
タイヤにだいぶ泥がこびりついていたので、これはホント助かった。。。
他に誰もいなかったので、高圧洗浄機を独占して気兼ねなく泥を落とさせてもらいました。
いやぁ、非日常な時間をしっかり楽しませてもらった感じ。 もちろん多少不便なところもあれど、たまには毎日の暮らしを離れてこうした時間を過ごすのも必要だと感じた次第。
これだけのコースを維持管理するには相当の時間と労力が掛けられているのは素人にでも十分想像でき、ここを僅か500円(半日、1日だと800円)で利用できるのは本当に感謝。
天候や路面状況、季節によっても感じ方や楽しみ方が変わってくるかと思うので、また機会をみて訪れてみたい。
【20220506追記】
2回目訪問したので新たに記事を書きました。