最近なかなか街ブラをするチャンスが無くストレスが溜まってしまったので、仕事終わりに軽く散歩してきました。
今回のエリアは南海本線堺駅から南海高野線堺東駅まで。
堺市というのは人口80万を超える政令指定都市なので、それなりに栄えてはいるのですが、面積が広い上に核となる商業地域が無いためにあまり都会を感じることの無い不思議な街でもあります。 「堺」と付く駅が南海の堺駅と堺東駅、JRの堺市駅と三つもあって、どれもが中途半端に大きいのでなんかボヤけた感じがするんですよね。 もっともそれも街の個性と言えるかもしれませんが。
さて、堺駅からブラリをスタートです。
ちなみにこちらは正面側ですが、反対側には堺が誇る?高級ホテル「アゴーラ リージェンシー」(旧リーガロイヤル)が駅直結でそびえ立ちます。 遠くからでも見えるのでランドマーク的な存在でもありますね。
正面ロータリー側は商業施設「プラットプラット」とつながっています。 駅直結で立体駐車場も完備。 生活に必要なものは一通り揃って便利なので私もたまに利用しています。
駅前ロータリー全景はこんな感じ。
ちなみにロータリーからはゴールドカラーのシャトルバスが出ていて、堺駅と堺東駅を10分程度で結んでいます。 本数も多いので、これに乗れば簡単に堺東駅まで行けるのですが、今回はあえてそこを歩いていくというわけです。^^ まぁ、歩いても30分もかからない距離ですしね。
堺東駅に向かうメイン通りはこのように歩道が広くとられ、街並みを見ながらブラブラ歩くのにも非常に快適。
両駅周辺こそそれなりに賑やかですが、中間地点あたりは普通の住居やマンションも多く静かで落ち着いた感じになります。
10分ほど歩くと紀州街道という広い道と交差します。 ここには皆「チン電」と呼ぶ路面電車(阪堺電車)が走っていて道路の真ん中に停留所が点在しています。
暗い中に浮かびあがる停留所もなかなか味が出ていていいですね。
もう少し進むと「堺山之口商店街」の入り口が見えてきます。
ここは歌人与謝野晶子の生家から程近いため、商店街は完全に「晶子押し」。^^
こんな垂れ幕がいっぱい掛かっています。
休日や昼間には通ったことないのですが、平日の夜だと完全にヒッソリですね。
なんかこのブログを始めてからヒトケのない商店街に導かれることが多い・・・。 「夜の商店街」みたいなニッチな写真集作ったら意外と売れるかもしれん。。。w
商店街を途中までブラリして再び大通りに戻ってきました。
このあたりまで来るとゴールまでもう一息です。
歩道橋を登ると見えてくる「かに道楽」の看板。
ライトアップされた歩道橋を渡って・・・
カニさんこんばんは。
かに道楽前の歩道橋を下ると、そこから堺東駅までは商店街・繁華街エリアになります。
飲食店・飲み屋が並びますが、時間帯がまだ早いからか人通りは少な目ですね。
尚、「堺銀座通り」というベタな名前の商店街なんですが、実はなんとここが「銀座」のオリジナルなんだそうです。 「銀座」というのは”銀貨を鋳造する所”という意味で、日本の貨幣制度発祥の地である堺の銀座が元祖ということのようです。
東京の銀座はここより後にできたそうで、まさかこっちが本家とは、、、いやぁ全然知らなかった。。。ブログ書くのも勉強になりますね。^^
あと、この商店街はデビュー前のコブクロがストリートライブをしていた場所で、ファンにとっては聖地みたいなところらしいですね。 豆知識。
堺東駅近くにそびえるこの高層ビルは堺市役所。 めちゃめちゃ立派なビルで遠くからでもよく目立ちます。
その向かいには閉店してしまった商業ビル「ジョルノ」。
現在建て替え工事中で、2020年には高層マンションとして生まれ変わるそうです。
そんなこんなで堺東駅に到着です。
駅ビルには高島屋と専門店街が入っています。
駅コンコースと先ほどのジョルノを結ぶ歩道の上から見る駅前ロータリー。
短時間の散歩でしたが良い気分転換になりました。 さて、南海電車に乗って帰宅することにしましょうか。