大阪・富田林じないまちをチョイブラ。

さて、天気の良い土曜日、ちょっとヒトリでブラリ散歩に。

今回の目的地は以前にも記事に書いたこちらのはずだった。 ようやく間近でご対面かとワクワクしながらバスに乗って向かう。

ところが何ということか、今日は入口ゲートが閉じられたままで入ることができなかったのである。 推測だが、桜のシーズンなので混乱を防ぐために花見スポットでもある敷地周辺を一時的に立ち入り禁止にしているのかも知れない。 まぁ観光地では無くあくまで宗教施設だしな・・・そういうことにしておこう。。。

近くて遠いPLの塔・・・。

せっかくここまで来たのに一気にテンションガタ落ちで途方に暮れる僕。 意味もなくPL病院の写真を撮ってみたり桜を見上げたりしてみるものの、正直PLの塔以外には用事は無いのだ。

残念だが今回は下調べ不足だった僕の負けだ・・・またの機会に出直すことにしよう。 塔を眺めながら坂道を下って富田林駅方面に向かうことにした。

しかし天気が良くて気持ちいい。 これ以上暑くても寒くてもダメな絶妙の時期だね。 花粉症はちょっと悲惨なことになりそうだけども。。。

15分ほど歩いて近鉄富田林駅に到着。 これまでに何回か来たことがある駅なので特に感想も無く。 ここの欠点は周辺に昼御飯を食べるところがなかなか見つからないところ。 仕方なく駅前のミスタードーナツに入って一息入れる。

さて、、、どうしようか。。。  このまま帰るのも何だし、、、と考えて、富田林じないまちをブラリ歩きしてみることに。 以前に少しだけ立ち寄ったことがあるんだけど、端までしっかり見ていなかったからちょうどいい機会かも。

富田林じないまち、ってのは要は古い町並みが残されている地区で、国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも指定されているっていう一応観光地なのである。

歴史的町並みの寺内町が残る富田林市の観光情報なら、富田林観光協会が運営する『とんだばやしナビ』をご覧ください。観光スポットや地元の特産品をご案内します。イベント情報も盛りだくさんです。

駅前ロータリーの向かいには「きらめきファクトリー」という立派な観光案内所が。

すごい立派でキレイなインフォメーションセンターなんだけど、ヒッソリとしていてなんかサビシイ。。。一応土曜日の昼なのに客はカメラマニアっぽいオジサンと僕だけというきらめき感ゼロのメンツ。。。

とりあえずじないまちのマップをもらって散策開始。

まぁ、要はこんな感じのちょっと風情ある街並みがポツポツとある訳です。 ポツポツというのは普通の現代の住宅地と混在しちゃってるんで、少しを気を抜くとホントのタダの住宅街に入っちゃうから。

気が付くといつの間にかこういうところにいることが多い。 古い建築に興味があるヒトだったら過去と現在が混在する中から通好みのポイントを探す、なんていう楽しみ方もできそうだけど、あいにく僕はそういう分野にあまり興味が無く。。。

それでも、雑貨屋さんだったりレストランだったりも少しはあるので、そいう店に立ち寄りながらの街歩きも一応楽しめます。 

小腹が空いていたので、パン屋さんであんぱんとベーグルを買って歩き食い。

ちょっと面白そうだったのはここ。

ご婦人乃宿“泊や”は、築100年を超える古民家を生かした女性専用のゲストハウス。江戸時代からの町並みが残る富田林じない町にたたずむ、歴史情緒あふれる小さな御宿です。古き良き日本家屋の空間を、心ゆくまでお楽しみください。

女性専用のゲストハウスらしい。 こんなところで宿泊するなんてそうとうマニアックな感あるけど、ゴミゴミした感じがイヤなヒトにはいいかもしれない。 たぶんこの辺りは夜なんてメチャメチャ静かだろうし。

まぁオトコなんでそもそも侵入禁止なんだけども。。。

そんなこんなで30分ほどブラブラして、帰りは富田林の一駅隣、富田林西口駅から電車に乗ることに。

じないまちよりもむしろこの単線ホームの方がなんか風情あってソソるな。。。なんてことを思いながらの帰宅です。

さて、全体的な感想を言わせてもらうと、申し訳ないけど「ちょっとショボいな・・・」というところ。 金沢だったり飛騨高山だったりの古い街並みをイメージしながら来たりしたら拍子抜けすること必至。 デートにもあんまりオススメできないかな・・・間が持たなそうだもん。。。

だからといってそれが悪いという訳では無く個人的には結構ツボ。 何と言ってもヒト(観光客)が少ないところが良い。 人気観光地だとどうしても人波に疲れてしまうところあるけど、ここは上の写真からもわかるようにとにかく誰にも会わない。笑  晴天の土曜日の昼でこれだもの。

たまーに住民とすれ違うとか一眼レフ構えた観光客を見かけるくらいで、基本的にはヒトリの空間を満喫できます。 ちょっと暗くなりかけた夕方あたりに考え事をしながらあてもなくブラブラと歩く、なんてシチュエーションも良さそう。

尚、こんな感じの立派な駐車場もあるので、クルマで来てノンビリ散策を楽しむのもOKです。

【今回の散策エリア】

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