連休ならではの贅沢な時間。 そして学生時代の夜を思い出す。

ゴールデンウィークは10連休フルとまではいかないものの結構長い休みを貰い、完全に普段のリズムが崩壊した贅沢な時間の使い方をしていた。 数日に渡って夜中起きていて朝方に眠りにつく生活を送る自堕落っぷり。

周りが寝静まった中、お酒やコーヒーを片手にmellowな音楽を小さな音量で流しながらパソコンやスマホを眺める。 そして遠い昔のことを思い出す。

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インターネットもスマホも無かった20年以上前、よく夜更かしをしていた大学生の僕はいったいどんな風に夜の時間を過ごしていたのだろう。 遠い記憶を辿ってみる。

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深夜までのアルバイトを終えて自転車で帰宅したもののすぐには眠れそうにない。 そして明日早起きする必要もない。

そんな夜にはよくあてのない夜の散歩に出た。 都会に住んでいた訳でもないので徒歩で繁華街に行くこともできない。 必然的に住宅街をただテクテクと歩き、そしてたまに用事もないのにコンビニに立ち寄り、特に必要でもないモノを少し買った。

当時でも一応それなりに悩みはあったから深夜の散歩は考え事をするのに最適な時間だったのかもしれない。 平気で1時間も2時間も歩き、気が済んでから自宅に戻った。

悩みに対する答えが出たことはほとんど無かっただろう。 それでもあの頃にしか体験することのできなかった貴重な時間のことを懐かしく思い出し、少しだけせつないような泣きたいような気持ちになった。

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