敢えて26インチMTB作りたいよね?って話【その14:サスペンションフォーク組付け】

【その13からの続きです】

さて、フレームにヘッドパーツも圧入したし、サスフォークも入手したしということで装着していきます。

まずはいったん仮組みしてコラムの長さチェック。

スペーサー無しでステムまで入れてみると、だいたい20mm程度余ってる感じかな。

コラム長をキッチリ合わせたい場合はここで慎重にチェックする必要があるが、私の場合はどうせスペーサーも入れるし適当でOK。 ただ、あんまり長く余り過ぎるのもカッコ悪いので、そこだけ注意かなと。

パイプカッターを使ってカット開始。 アルミコラムだから楽勝でしょうと思ってたら結構時間掛かってしまった。 カッターの刃がもうダメなのかな。。。

結局切ったのは15mm程度。 もう完全に適当な勘で決めた。笑

パイプカッターで切ると断面付近がちょっと盛り上がってしまい外径が僅かに太くなることが多いので、バリを取りつつヤスリで少し削っておくと後々ラクかと思う。

続いての重要な作業がスターファングルナットの打ち込み。

これがスターファングルナット。 フォークコラムにこれが圧入されているおかげでヘッドパーツが正しく機能するという重要なものだけど、これの取り付けがちょっと面倒。

本来であればこうした専用工具を用意するか、

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もしくはショップにお願いすべき作業だが、DIYでお手軽にできる方法もあるので今回はそれでやることに。

用意するのはホームセンターで買ってきたこれら。

M6の長ボルト(250~300mm程度)と長ナット、ワッシャー(30mm径程度)、全部で200円くらい。

普通は専用工具を使ってスターファングルナットをコラムの上側から打ち込む(叩き込む)んだけど、今回は逆に下から引っ張り込む方法を使ってみることにしたという訳。

コラムの中にこの状態で通して、

クラウン下で長ナットをグイグイ締めていくとコラム上のスターファングルナットが中に引き込まれていくということになる。

最初はスターファングルナットがちょっと斜めに入っていったりして焦るけども、引っ張っていくにつれてちゃんと真っすぐになっていくので大丈夫(だと思う、たぶん)。

結構気持ち良く入っていくので、締め込み過ぎにだけは注意。 入ったものは戻すことできないので。 使うステムキャップの種類等にもよるけどコラム端から10mm程度入れば概ねOKかと。

こんな感じでちゃんとセンターにキレイに収まりました。

余談になるけど、こんな面倒なことやりたくない場合はスターファングルナットの代わりにプレッシャーアンカーというパーツを使う手もある。

ボルトで圧を掛けた状態でコラム内にセットしてあげれば、結果的にスターファングルナットと同じ役目を果たすことになる。 しかも圧入の作業ミスも起こらないし、取り外しもできるので何回も使い回せるメリットがある。

デメリットはパーツがそれなりに高価なことと重量がスターファングルナットに比べれば嵩むことくらいか。

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今回もプレッシャーアンカーを使おうか迷ったのだが、なんかこのフォークに使うのももったいない気がして結局やめた次第。笑

さて、ここまでできれば後はラクラクの楽しい作業。

ヘッドパーツの下玉押しをフォークに装着。 この作業においても専用工具が必要な場合があるが、今回はシールドベアリングタイプのヘッドパーツを選んでいるので、このように割りの入っている下玉押しが付属しており手で簡単に装着することができる。

後は各部に薄くグリスを塗りながらヘッドパーツやステムを通していくだけ。

ステムはKOREの50mm長、スペーサーはとりあえずシルバーの5mm厚のものをいったんかましておいた。 ここは最終的には違うのを使うかも。

本日の作業の仕上がりはこんな感じ。 マットなフレームとグロッシーなフォークがマッチしてるんだかしてないんだかよくわからないが、まぁ結構カッコイイんじゃないでしょうか。

現時点での全体像がコチラ。 ホイールをはめてみないと何とも言えないが27.5用フォークを入れたことが吉と出るか凶と出るか、、、心配になってきたな・・・

【続きはコチラ】

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