【その15からの続きです】
さて、一ヶ月以上も放置してしまったけど、ゴールデンウィークを利用してようやく作業に。
再利用できそうなディスクブレーキキャリパーとブレーキレバーがあったので、ホースと接続部の小物を用意。 早速繋いでいく。
フレームに沿わせてみてホースの長さをシミュレーションした後にカット。 コネクターインサートとオリーブと呼ばれる真鍮の部品を介して接続することになるが、このパーツは再利用できないので注意。
接続自体は説明書をちゃんと読みながらやればそれほど面倒でも無いですな。
こんな感じでレバーとキャリパーが無事接続。
ここからオイルのブリーディングに。
純正のミネラルオイルと、ホームセンターで買ったホースと注射器、あと今回は結局使わなかったけどスポイトを用意。
自転車に装着する前にブリーディングするのであれば、使っていないハンドルバーを用意してレバーを仮固定して作業すると楽だと思われる。
今回は洗濯干し用の台にタイラップでハンドルバーを無理矢理固定してみることに。 もちろんちゃんとしたメンテナンススタンドみたいなのがあるのなら、そこにハンドルバーをクランプさせるのがベターかと思う。
リヤ用のブレーキなのでホースが長いけど、こうやってぶら下げた方がエアが抜けやすいのでこの状態でブリーディングすることにした。
説明書通りにやるならば、フタを外してレバーを握ったり離したりしつつオイルを上から注いでいくのだが、今回はせっかく注射器も用意したので下から、つまりキャリパー側からオイルを送り込んでいく方法を試してみた。
途中でホースが外れてオイルがぶちまけられるお約束がありましたが・・・
一度使っていたレバーとキャリパーなので、エアも比較的スムーズに抜けたかと。
エアが抜けたら後はオイルを一杯まで満たしてフタを閉じて完了!
最初、部屋の中で作業しようかと思ってたんだけど、やめといてホント正解だったな。。。助かった・・・笑
ブリーディングができたのでフレームに取り付けてみることにする。
キャリパーを仮固定して、
ホースをフレームに沿わせてタイラップで固定していく。
白タイラップだとやっぱりちょっと浮くな、、、後で黒に交換しよう。
ホントはもっとスッキリとキレイに固定できるパーツもあるんだけど、用意するのも手間なのでもう全部タイラップでいいや。。。
カットする際不安だったホースの長さは、長過ぎもせずつっぱりもしないちょうど良い感じにいけたような気がする。 とりあえず良かった。
今回の作業で進んだのはここまで。
てかフロントブレーキを手配せねばな。。。 前後揃わないのは確定なんで、何とか安く入手できる油圧ディスクを探してみるつもり。
あと今回のブリーディングでオイル溢れさせた時にパッドにオイル盛大に掛けちゃってるはずなので、パッド交換もせなイカンな・・・ (パッドを外してブリーディング用のスペーサー使えば良かったんだけど、合うものを入手できなかった)
まだまだ道は遠い。。。
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コメント
初めまして。通りすがりのものです。余計なおせっかいかも知れないのですが、老婆心ながら。
私もかなり昔のSpecializedのフルサスクロカン車に乗っているのですが、ブレーキディスクをハブにマウントするときは、プロショップにお願いした方が良いですよ。
リムを組んだ状態で、ディスクがハブシャフトに直角、かつブレーキをかけたときにシューが左右からできるだけ均等な圧力で締め付けるように、ディスク取り付け面を削り出すことが必要と言われています。リム組み完の状態でそれを行う専用工具はとても高価です。
特にリアはリムを組んだ状態でしばらく乗ると左右がずれてきます(左右非対称なので)。どの状態でリムが安定したとみなすかは個人差、車体差、メンテナンスの差がありますが、ディスクの取り付けがずれていると、ブレーキのかけ始めにディスクが波打ってどこかが破砕し易くなります。通常はディスク付きのリムありきでシューの厚さやブレーキ本体マウントのオフセットで調整するのかも知れません。でも、新品のハブでディスク取り付け面がまだ塗装されているような場合は結局削り出すことになると思います。ラジアルマウントだと後付けは一層たいへんです。
copinさん
コメントどうもありがとうございます。
確かにフレーム、キャリパー以外にもローターやハブ側の精度や平行度の問題もありますね。
以前に乗っていた自転車でワッシャーをかましてなんとか調整していたのを思い出しました。
うまくいかないようなら部品を変更するかプロショップに相談するようにします。
ありがとうございます。