久しぶりのMTBネタです。 と言うか最近全然乗ってない、、、イカン・・・
乗らないクセにパーツは買う。 今回はコチラ。
懐かしブランド、ミスターコントロールの、
シングルスピードセット。
簡単に言うと多段スプロケット用に作られたハブやホイールをシングルギアで使うためのキットですね。
私の26インチMTBは元々シングルスピードとして作ったのでディレイラーは付いていないのだけど、普通の完組ホイールを入れているので当然多段用フリーになっている。
そしてちょうど余っていたロード用スプロケットがあったので、とりあえずそれを装着。
ただ、ひとつ大きな問題があって、ちょうど良いギア比にしようと思うとチェーンラインが出ない。 フロントのチェーンリングの延長線上よりも内側(ロー側)のスプロケットに掛けることになるので、振動等でチェーンが暴れるとすぐに外側(トップ側)にチェーンがズレてしまうのだ。
これはアカンということで編み出した苦肉の策がコレ。
元々大抵のスプロケットはロー側が一体化されているのだが、これはボルトを外して分解することができたので、
一旦バラバラにして本来の順番を無視して組み上げることで、無理矢理正しいチェーンラインを出すという方法だ。 いささか強引だけども。。。
これで一応チェーンラインが真っすぐになりチェーン外れもなくなったのだが、やっぱり不要なギアがたくさん付いたままなのもなんだかなぁ、、、ということで今回シングルスピード化のキットを購入した次第。
では早速交換をば。
カセットスプロケットを外すのに用意したのはこの3点。 スプロケットリムーバーとロックリング外し、それを回すモンキーレンチ。
このような位置関係でエイヤと力を掛けると幸いにもスムーズに外れました。
ちなみに無理矢理シングルにしていたことによるちょっとした弊害がコレ。 薄い一枚のスプロケットで全トルクを受け止める形になるので、一点に過大な力が掛かってフリーボディに食い込みキズが出来てしまうのだ。 私のは安いホイールなんで別にいいけど、アルミやチタンのフリーボディや高級なホイールにはやめといた方が良さそう。(そもそもしないだろうけどw)
まぁ、それを言うなら今回交換しようとしているキットも全く同じ話なんだけどもね。。。 気になる場合はフリーボディへの接触面の大きい、こんなタイプの製品を選んだ方が良いでしょう。
それはさておき作業を進めます。 セットには異なる幅のスペーサーが同梱されているので順番を入れ替えたりしながらちょうど良いチェーンラインになるよう調整。
位置が決まったらロックリングを締め付けて固定。 位置合わせだけしっかりやれば作業自体は簡単だな。
スペーサーが一枚余っているけど、フリーのタイプやスピードによってはこうなることもあるみたい。(私はピッタリの位置・幅にならなかったので、ロー側に別の薄いスペーサーを一枚入れた)
後はフレームに再度セットして完了。
おぉ、見た目がめちゃめちゃシンプルになっとる!
ホントはテンショナーも無いのが理想だけど、こればっかりはフレームが通常のエンドなので致し方ないところ。
まだ試運転で家の周りを少し走っただけなので乗り味に変化があるのかとかはわからないけども、多少の軽量化にもなっているだろうし何より見た目がスッキリしたのが嬉しい。
てかホント乗らないとな・・・